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喧嘩中の彼女から3分後に届いた「お腹空いた」のメッセージ→怒りはどこへ行ったのか

  • 2026.6.1
ハウコレ

僕は付き合って1年半になる彼女がいる会社員です。彼女は感情豊かで、ときどきメッセージのやりとりで小さな喧嘩になることもあります。けれどある平日の夜、いつもとは少し違う展開が訪れたのです。

「もう知らない」の通知

その日、彼女から仕事の愚痴を聞いていました。僕は風呂上がりで少し疲れていて、相槌が短くなってしまったのは事実です。「ちゃんと聞いてる?」と返ってきたのを見て、まずいなと思いつつ、「聞いてるよ」と返したところ、彼女から「もう知らない」のメッセージが届きました。

少し返し方を間違えたな、と反省しました。電話して謝ろうか、それともしばらく置いたほうがいいか。考えながら、文面を打ったり消したりしているうちに、3分が過ぎていました。

想定外の通知

何と返すのが正解か悩んでいた矢先、彼女から新しい通知が届きました。画面を開いた瞬間、思わず声を出して笑ってしまいました。「お腹空いた」。さっきの「もう知らない」の真下に、その短い文字が並んでいたのです。

怒っているはずの人が、3分で空腹に切り替わる。その素直さがおかしくて、しばらく画面を見つめて笑っていました。同時に、これは彼女なりの仲直りのサインなのかもしれない、と思いました。意地を張ったまま終わらせない、彼女のやり方なのです。

そのままご飯に行こう

笑いを収めて、僕は「知らないんじゃなかったの?」と送りました。少し意地悪だけれど、これくらいの軽口は許される空気だろう、と。彼女からは「お腹空いたのと怒ってるのは別」と返ってきて、ますますおかしくなりました。

「じゃあ何食べたい?」と聞くと、「怒ってるんだけど」と意地を張る返信。「怒ったままご飯食べよう」と返したら、しばらくして「駅で待ち合わせしよう」とだけ届きました。僕は財布をつかんで、玄関のドアを開けたのです。

そして...

駅の改札で会った彼女は、わざとらしく頬を膨らませていました。「怒ってる顔、見せて」とからかうと、彼女はすぐに吹き出して、もう怒りを保てなくなったようでした。ファミレスのテーブルで向かい合いながら、彼女は「さっきの『もう知らない』、恥ずかしかった」と自分から打ち明けてくれたのです。

僕は「いつもそうだよね」と返しながら、こういう彼女のまっすぐさが好きなのだと、改めて思いました。喧嘩の終わり方は、人それぞれです。僕たちには、空腹に救われる終わり方が、いちばん合っているのかもしれません。

(20代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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