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「お前さぁ」嫁、言葉遣い悪すぎ! でも夫が倒れた夜「落ち着きなよ」大きなお腹の嫁が見せた『男気』に感謝

  • 2026.6.1

言葉遣いは周囲に与える影響が大きいもの。筆者の友人・T代は息子のお嫁さんの言葉遣いの悪さに頭を悩めていました。でもあることをきっかけに、大切なことを思い知らされたそうです。T代のエピソードをご紹介しましょう。

画像: 「お前さぁ」嫁、言葉遣い悪すぎ! でも夫が倒れた夜「落ち着きなよ」大きなお腹の嫁が見せた『男気』に感謝

賛成できない結婚

私たち夫婦は、一人息子の結婚に賛成できていませんでした。
理由は嫁のW奈があまりにも言葉遣いが悪かったことです。

顔合わせの時も、息子に向かって「おまえ、何言ってんだよ!」「ふざけんじゃねぇよ」など、まるで男友達と話しているかのような、ぶっきらぼうで乱暴な口調が目立っていたのです。

乱暴な言葉遣いの反面、息子や私たちには常に笑顔で接していましたが、結婚して1年ほどで妊娠が分かった時「孫もあんな言葉遣いになってしまうのか」と私はとても心配でした。

緊急事態

しかしその後、夫が急に倒れて緊急搬送され「会わせたい人がいたら連絡してください」と言われるほどの状態になってしまいました。

私はパニックになってしまい、誰に連絡したらよいのかもわからず、とりあえず息子と夫の兄(義兄)にだけ連絡したのです。

嫁のあたたかさ

不安でいっぱいの中、一番先に病院へ来てくれたのは、大きなお腹を抱えたW奈でした。
「大丈夫?」と私にくれたのは温かい飲み物。

「とりあえずこれ飲んで落ち着きなよ」
言葉はぶっきらぼうでしたが、息を切らして真っ先に駆けつけてくれたことに私は心から感謝しました。

夫は何とか持ち直したものの、介護が必要な状態に……。
途方に暮れていた私に声をかけてくれたのは、またしてもW奈。

「嫌じゃなければ一緒に住む? うちらがそっちに行ってもいいし。みんなでいれば、なんとかなるって!」
同じ嫁の立場として、なかなか言えないことだと私は頭が下がる思いがしたのです。

家族思い

私たちは息子夫婦と同居することになりました。
出産後、W奈は文句を言いながらも夫の介護を率先して手伝ってくれました。

口では「ふざけんなよ、じじぃ」「今やってやるから待ってなよ」などと言うのですが、誰よりも献身的に尽くしてくれるのはW奈。

私が体調を崩して寝込んでしまった時も「今死なれたら私が困るから! 黙って寝てな!」と悪態をつきながらも、一生懸命看病をしてくれたのです。

教えてくれたこと

W奈は確かに言葉遣いは悪いし、言い方もぶっきらぼうです。
それでも、家族を大事にしてくれる気持ちが嬉しいと思っています。

言葉遣いが悪いというだけで、彼女の本質を見ようとしなかった自分が恥ずかしいです。
今では夫も「良い子が来てくれたな」と嬉しそうにしています。

【体験者:50代女性・主婦、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業し、教員免許を取得。OLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの『ちょっと訳あり』な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地・職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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