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『基本料金980円』の広告を見て“エアコン修理”を依頼した70代男性。終了後に“提示された金額”に驚くも「断れない」と払ったワケ

  • 2026.6.29
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

気温が上がり始めるこの時期は、エアコンの試運転やクリーニング、修理を依頼する家庭が増えます。

その一方で、住宅設備の修理を巡る消費者トラブルも少なくありません。

特に近年は、インターネット広告で見つけた業者へ依頼したところ、想定外の高額請求を受けたという相談が寄せられています。

今回は、元警察官の筆者が、実際の相談事例をもとに注意点を解説します。

 「980円」と書かれていたのに約8万円を請求

※ここで紹介するのは、実際の相談事例を基に再構成したものです。

70代の男性は、自宅のエアコンの効きが悪くなったため、インターネットで修理業者を探しました。

検索結果には、

「基本料金980円」

という広告が表示されており、手頃な価格だと思って修理を依頼したそうです。

作業員は点検後、

「このまま使うと故障が悪化する」
「部品交換が必要です」

と説明しました。

専門知識がなかった男性は、その場で請求額を聞かずに修理を依頼してしまいました。

しかし、作業終了後に提示された請求額は約8万円。

広告で見た金額よりは高くなるだろうと思っていましたが、予想を遥かに上回る金額でした。

男性は高額だと感じましたが、「作業も終わっているし、断れない」と思い、その場で支払ったといいます。

『今だけ』『すぐ修理が必要』という言葉に注意

エアコンだけでなく、給湯器や排水管、分電盤など住宅設備全般で同様のトラブルが報告されています。

中には、

「今日契約すれば安くなる」「今すぐ修理しないと危険」

などと契約を急がせるケースもあります。

一方で、実際に修理が必要なケースもあるため、利用者がその場で必要性や適正価格を判断するのは簡単ではありません。

特に高齢者世帯では、業者の説明を信じて契約してしまうケースもみられます。

思ったよりも高額だな…と感じたら別の業者と相見積もりを取ってみることが大事です。

焦らず複数の業者を比較することが大切

元警察官として感じるのは、「急がなければ」と思った時ほど冷静な判断が難しくなるということです。

住宅設備は専門知識が必要なため、不安をあおられると、その場で契約してしまう人も少なくありません。

だからこそ、一度立ち止まり、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。

注意したいポイント

・その場で契約せず、一度冷静に検討する
・料金や作業内容を書面で確認する
・複数の業者から見積もりを取る
・『今すぐ』『今日だけ』と契約を急がせる業者には注意する
・少しでも不安を感じた場合は家族や消費生活センターへ相談する

住宅設備のトラブルは、専門知識がないからこそ誰にでも起こり得ます。

『早く直さなければ』という焦りにつけ込まれないよう、一度立ち止まって確認することが、思わぬ高額請求を防ぐことにつながるかもしれません。



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