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「職場には3年前から伝えていました」W杯現地観戦した夫婦…5月に異動したばかりでも“有給をスムーズに取れた”ワケ

  • 2026.6.27

4年前のカタールW杯。日本中を沸かせたサムライブルーの躍進、そして三笘薫選手の“奇跡の1ミリ”をはじめとする劇的なプレーに心を動かされ、「次のW杯は、絶対にスタジアムで生観戦する!」と心に固く決めていたAさん夫婦。

しかし、日本で働く社会人にとって、1週間近い休暇を取得して海外へ飛ぶことは、決して簡単なことではありません。

「周囲との調整が難しい」「自分が休んだら仕事に穴が開いてしまう」と、ハナから諦めてしまう人が大半ではないでしょうか。

それでも、2026年W杯の現地観戦という大きな夢を現実のものにしたのが、今回お話を伺った20代のAさん・Bさん夫婦です。

一体どのようにして現地観戦を実現させたのでしょうか。詳しく話を伺いました。

異動直後の“休みづらい状況”

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提供:Aさん

Aさん夫婦は、Aさんが薬剤師で、夫であるBさんも医療従事者のご夫婦です。

Bさんは比較的スケジュール調整がしやすかったものの、AさんはW杯直前の5月に異動したばかりだったのだそう

異動直後という、長期休暇を申請するには最もハードルが高いといえるタイミング。普通なら諦めてしまってもおかしくありません。

それでも夫婦はW杯現地観戦という夢を諦めませんでした。

実は、この長期休暇には3年前から続く“伏線”があったのです。 

3年前から周囲に伝えていたW杯観戦の夢

Aさんが現在の職場へ入社したのは、今から約3年前の結婚してすぐのことでした。
その際、職場から

「新婚旅行で長期の休みを取る予定はありますか?」

と聞かれたそうです。

そこでAさんは、

「新婚旅行ではなく、次のW杯に行くのでその時に休みます」

と既に伝えていたといいます。

当時はまだ大会まで先の話だったため、周囲も、

「いいね、行ってきなよ」

と、応援モードで受け止めていたそうです。

しかし年月が経ち、大会が近づくにつれて周囲の反応も変わっていきました。

Aさん:「大会が近づくにつれて、同僚たちから『え、本当行くの?』『本当に1週間も休むの!?』って、だんだんガチのトーンで聞かれるようになって(笑)。最初は冗談半分だと思われていたんだなと、思いました。」

それでもAさんは、「W杯に行く」という意思を変えることなく、周囲へ伝え準備を進めていました。

休暇取得のために徹底した事前準備

もちろん、Aさんは早くから休みたいことを周囲へ伝えていただけではありません。

異動直後だからこそ、自分が不在になる期間の仕事をできる限り前倒しで進めるなど、準備も徹底していたそうです。

渡航直前までいつも以上に集中して仕事に取り組み、

自分が休んでいる間に周りへ負担が集中しないよう、できる限りの準備と引き継ぎを済ませました。

こうした責任ある行動があったからこそ、後ろめたさを感じることなく、夫婦そろってW杯観戦へ向かうことができたそうです。 

夢を叶えるために大切だったこと

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提供:Aさん

ハネムーンも兼ねた念願のW杯現地観戦は、Aさん夫婦にとって生涯忘れることのない最高の思い出となりました。

社会人になると、長期休暇を取得することは簡単ではありません。

しかしAさん夫婦は、数年前から周囲へ意思を伝え続けるとともに、自分たちが果たすべき仕事や引き継ぎも誠実に行ってきました。

ただ休みを取りたいという気持ちだけでなく、周囲に迷惑をかけないための準備を積み重ねることも大切です。

Aさん夫婦は、周囲への一貫した意思表示と日頃からの誠実な行動があったからこそ、W杯現地観戦という大きな夢を実現できたのではないでしょうか。 


<取材協力>
20代Aさん・Bさん夫婦。2026年W杯オランダvs日本戦を現地観戦。


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