1. トップ
  2. 【ボーディングスクール図鑑 Vol.8】五輪選手も輩出! 未来の才能が集結するミルフィールド・スクール

【ボーディングスクール図鑑 Vol.8】五輪選手も輩出! 未来の才能が集結するミルフィールド・スクール

  • 2026.5.29
© Millfield School

イギリスのみならず、世界的にもトップレベルのスポーツ環境を誇るミルフィールド・スクール。オリンピック選手を数多く輩出し、「英国No.1スポーツスクール」に何度も選ばれてきたボーディングスクールです。しかし、この学校の魅力はスポーツだけでは語れません。世界70カ国以上から生徒が集まり、学問、芸術、音楽、演劇など、多様な才能が共存する国際的コミュニティこそが、ミルフィールド・スクールの本質です。今回は“選択肢の豊かさ”に注目しながらミルフィールド・スクールをご紹介します。

ミルフィールド・スクールとは?

© Millfield School

ミルフィールド・スクールを語る上で、鍵となるコンセプトのひとつが「多様性(Diversity)」です。

広大な敷地の中には、男女合わせて19の寮が点在しており、約1,300名の生徒が学んでいる、イギリスで最大規模のボーディングスクールです。留学生の比率は約20%と突出して高いわけではありませんが、世界70もの国々から生徒が集まっている環境が他の学校と大きく違うところ。異なる文化・価値観・宗教・言語を持つ留学生ひとりひとりが、寮生活・授業・スポーツ・クラブ活動を通して日常的に交流している点が、ミルフィールド・スクールの大きな特徴です。

その「多様性」は、色々な面でポジティブに表れています。まず全寮生活を送る生徒にとって、何よりも大切な食事。特にアジアからの留学生は、時に地元の味が恋しくなるものですが、ミルフィールド・スクールでは、食事にも多様性を持たせ、世界各国の料理に加え、宗教上の配慮や生徒の食習慣にも対応したメニューがカフェテリアに並びます。例えば日本の「お好み焼き」も「Japanese Pancake」としてベジタリアンメニューで提供されています。

担当者からひと言!
これだけの広大な敷地を誇る学校はイギリスでも珍しく、その施設の素晴らしさも全英有数です。

ミルフィールド・スクールの特徴、おすすめの理由は?

© Millfield School

多様性はスポーツ環境にも色濃く表れています。ミルフィールド・スクールはイギリス屈指のスポーツに強い学校として知られていますが、生徒それぞれの個性や才能に応じた選択肢が豊富です。

特に水泳は学校を代表する強化スポーツのひとつです。1968年以来、すべてのオリンピック大会に選手を輩出しており、これまで33名のオリンピアンを育成。2024年パリ五輪では、卒業生も含めて7名が出場し、3つの金メダルを獲得しました。校内には国際競技基準の50mプールが整備され、優れたコーチ陣による少人数指導が行われています。一方で、競技レベルだけでなく、「楽しみながら泳ぐ」ためのプログラムも用意。初心者でも、素晴らしいコーチのもと、上級者と同じ環境の中で水泳に取り組むことができます。

© Millfield School

また、馬術施設の充実度もイギリストップクラスです。ミルフィールド・スクールはイギリスでも数少ない本格的な馬術センターを備えた学校のひとつであり、53頭収容可能な厩舎、屋内の馬場・屋外の馬場、クロスカントリー設備などを完備しています。自馬を学校に預けながら学ぶことも可能ですが、馬を所有していない生徒向けには学校所有馬によるプログラムも提供されています。さらにポロ競技も盛んで、校内には天然芝と全天候型ピッチのポロ専用施設があります。

© Millfield School

そして、この多様性は卒業後の進学先にも。ミルフィールド・スクールでは、イギリス国内の大学だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの大学、またアートや音楽系の大学、さらにはプロスポーツなど、生徒ひとりひとりが異なる未来を目指しています。アメリカ大学進学に強みがあり、過去4年間で130名以上がアメリカの大学へ進学。近年では、スタンフォード大学、プリンストン大学、ペンシルベニア大学など、世界トップレベルの大学への進学実績があります。またアート・デザイン分野への進学者も多く、ロンドン芸術大学やパーソンズ・スクール・オブ・デザインなどへの進学実績を誇ります。スポーツだけではない幅広い才能を支えている点も、この学校の特徴です。

ミルフィールド・スクールに昨年9月に入学した日本人生徒の保護者はこう語ります。「入学して驚いたのは、スポーツにしても音楽にしても、芸術にしても、大学並みのファシリティが揃っていることです。特に娘が好きなアートの施設は、素晴らしい作品を生み出すために、教室がデザインされています。学校の規模は大きめですが、皆がそれぞれの得意なことをもち、それぞれの分野で活躍していると感じています。多くの学校を見学しましたが、生徒のやりたいことを、学校が全面バックアップしてくれる環境として、世界的に見ても非常に高いレベルにあると言えるでしょう」

「スポーツに強い学校」というイメージだけでは語りきれない、“世界中から多様な才能が集まり、それぞれの個性を伸ばしていくコミュニティ”こそが、ミルフィールド・スクールと言えそうです。

担当者からひと言!
世界各国に友だちができ、生徒たちは卒業後もつながる深い友情を育むことができます。

ミルフィールド・スクールの所在地、費用は?

© Millfield School

Millfield School(ミルフィールド・スクール)
創立:1935年
共学
対象年齢: 13歳から18歳
ヒースロー空港からの距離:車で2時間15分
全校生徒数:男子751名 女子531名
寮生の数:男子552名 女子400名
留学生比率:20%
年間学費:£58,845
カリキュラム:GCSE/Aレベル

協力/ピッパズ・ガーディアンズ https://pippasguardians.jp/

※この記事は2026年5月29日時点の内容です。

元記事で読む
の記事をもっとみる