1. トップ
  2. エピソード
  3. 「詐欺だ、謝れ」フリマで取引完了後に返品強要した客。だが、返品された品を見て絶句

「詐欺だ、謝れ」フリマで取引完了後に返品強要した客。だが、返品された品を見て絶句

  • 2026.5.31

取引完了後に届いたメッセージ

使わなくなった小型家電をフリマアプリに出品したのは、整理をしようと思い立ったからだった。

写真を撮って動作確認をして、問題ないことを確かめてから出品した。

すぐに売れ、丁寧に梱包して発送した。

相手が受け取りボタンを押し、取引完了になった。

これで終わりだと思っていた。

ところが数日後、アプリの通知が届いた。

買い手からのメッセージで、「商品が動かない。返品させてほしい」という内容だった。

発送前の動作確認では何も問題はなかった。

また、取引完了のボタンは相手が自分で押していた。

それでも相手に動かないと言われれば、頭ごなしに否定するわけにもいかない。

何か心当たりはないか、どのような状態なのかを聞くために返信した。

エスカレートしていく言葉

最初は穏やかなやり取りだったが、メッセージを重ねるうちに相手の口調が変わっていった。

梱包が雑だった、商品がカビ臭かった、動作確認もしていない出品者だと、次々と問題点を挙げてくる。

「詐欺だ、謝れ」

その言葉を画面で見たとき、手が止まった。

普通に生活していて、詐欺師と言われる日が来るとは思っていなかった。

胸のどこかが静かに傷ついた。相手が強い言葉を使うほど、こちらは縮んでいく感覚があった。

こちらが穏やかに返すほど、相手の言葉はさらに激しくなった。

やり取りを続けることが苦しくなってきた頃、アプリの運営に状況を説明することにした。取引完了後であること、発送前に動作確認をしていたことを伝えた。

しかし運営は買い手側の申告を優先し、返品を提案してきた。

戻った商品は普通に動いた

納得はできなかった。でも争い続けても消耗するだけだと判断し、返品を受け入れることにした。代金の1万円も返金した。

一方的に損をした気持ちは拭えなかったが、終わらせることを選んだ。

数日後、商品が手元に戻ってきた。梱包を解いて、電源を入れた。

普通に動いた。

問題など、どこにもなかった。

それが一番のモヤモヤだった。動かないという申告は何だったのか。カビ臭いという言葉も、詐欺という言葉も、いったいどこへ行ったのか。

運営の判定も、自分への罵声も、すべてが理不尽なまま終わった。誰も謝らなかった。誰も間違いを認めなかった。

答えは返ってこない。モヤモヤだけが、今も手元に残っている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる