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MAZDA2を購入した25歳女性「取り返しのつかないことを…」納車2日目に愛車を襲った“思わぬ悲劇”

  • 2026.6.12
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

車を持つことの楽しさと、買う前には見えにくかった維持費やお金のリアルを学んだ、少しだけほろ苦い所有記をお届けします。

憧れの愛車との出会い、そして納車2日目のまさか

今回は、初めての愛車を購入してさまざまな経験をしたという、25歳のAさんから伺ったお話をご紹介します。

以前からマツダ車のデザインに憧れていたという彼女は、2023年、初めての車としてMAZDA2を購入しました。派手な装飾ではなく、シンプルで大人っぽい雰囲気に強く惹かれていたそうです。また、充実した安全装備も初心者には心強く、通勤や休日のドライブなど、自分の生活の幅を広げてくれる存在になると期待に胸を膨らませていました。

納車直後は、新車特有の香りが車内に残り、運転席に座るたびに背筋が伸びるような高揚感があったといいます。しかし、そんな楽しい日々は納車からわずか2日後に急転することになります。

不慣れな道で焦って左折しようとした際、近くの塀に接触してしまったのです。嫌な音が響き、慌てて確認すると塀は無傷だったものの、ボディにははっきりと凹みができていました。その傷を見た瞬間、楽しかった気持ちは一気に冷め、取り返しのつかないことをしてしまったと呆然としたそうです。

きれいに乗りたい気持ちと、運転の難しさの間で揺れる日々

最初の凹みは修理に出し、きれいな状態に戻すことができたそうです。ただ、それで問題がすべて解決したわけではありませんでした。

MAZDA2はコンパクトカーに分類されますが、初めて車を所有して日常的に運転するとなると、想像以上に気を使う場面が多かったといいます。車幅感覚や左折時の距離感、細い道でのすれ違いなど、教習所では味わえなかったリアルな難しさに直面することになりました。

その後も、自宅周辺での取り回しや細い道で軽く擦ってしまうことがあり、少しずつ細かな傷が増えていったそうです。初めての愛車だからこそきれいに乗りたいという強い思いがある一方で、また擦ってしまうかもしれないという不安から慎重になりすぎ、それがかえって焦りを生んでしまうこともありました。

車が嫌になったわけではなく、むしろ好きだからこそ、傷が増えるたびに気持ちが沈んでいったそうです。憧れの車に乗る喜びと、傷を気にしながら運転する緊張感が常に同居していたという言葉から、当時の葛藤が深く伝わってきました。

突然の引っ越しによって変わってしまった、車との距離感

少しずつ運転にも慣れていく中で、彼女の生活環境に大きな変化が訪れます。急きょ引っ越しが決まったのです。

購入時は月々の支払いを抑えるため、5年契約の残価設定ローンを選んでおり、そのまま5年間乗り続けるつもりでした。しかし、新しい住まいは交通の便がよい一方で駐車場代が高く、生活スタイルも変わっていきました。

通勤や日常生活で車を使う頻度が減っていくにもかかわらず、駐車場代や保険料、ローンなどの維持費は毎月確実にかかり続けます。乗る機会が少なくなった車に高い維持費を払い続けることへの疑問が、次第に大きくなっていったそうです。

そして最終的には、契約から2年ほどで手放すという決断に至りました。生活の変化によって、愛車との距離感や向き合い方が大きく変わってしまった現実がうかがえます。

手放すときに知った現実と、約40万円の追加負担

車を手放す決断をしたAさんは、中古車店へ売却する形で契約を終了することにしました。しかし、そこでも想定外の出来事が待ち受けていたそうです。

査定額は約90万円という結果でした。過去の修理歴や、そのままにしていた複数の細かな傷が評価に影響し、想定よりも低い金額になってしまったといいます。

さらに、残価設定ローンの途中解約という形になるため、残価などを含めた一括精算が必要になりました。その結果、査定額との差額として約40万円もの追加負担が発生してしまったそうです。

残価設定ローンは月々の支払いを抑えやすい便利な仕組みですが、途中で手放す場合には、契約内容や車両の状態によってこのような精算が発生するケースがあります。当時のAさんにとってもこの金額は驚きだったそうですが、車は買うときだけでなく手放すときにもお金がかかるものだという現実をしっかり受け止めたといいます。月々の支払いだけでなく、手放すときのことまで考えておく大切さを学ぶ出来事となりました。

ほろ苦い経験も無駄ではなかった、愛車が教えてくれたこと

ここまでのエピソードを振り返ると、失敗談のように感じられるかもしれません。しかし、AさんはMAZDA2と過ごした日々を後悔しているわけではないといいます。

車で通勤するたびに気分が上がったことや、休日に少し遠くまで足を延ばしたことなど、自分の車があることで行動範囲が広がり、日常が豊かになる実感は確かにありました。初めて自分の愛車を持つという喜びは、何ものにも代えがたい経験だったそうです。

傷をつけてしまったショックや想定外の出費もあり、決して楽しいことばかりではありませんでした。それでも、ローンの途中解約という形でお金のリアルに直面したことも含め、車の購入から維持、売却に至るまでを実体験として学べた貴重な時間だったと語ってくれました。

憧れだけで始まった初めての愛車生活は、少しほろ苦いものだったかもしれません。それでもMAZDA2は、車を持つことの純粋な楽しさと現実の厳しさ、その両方を教えてくれた忘れられない一台になったそうです。



ライター:Masaki.N
自動車メーカーで車体開発エンジニアとして設計・先行開発に携わった後、マーケティング/市場リサーチ領域で商品導入・訴求設計にも従事。さらに自動車サブスク系ITベンチャーでマーケティングを担当し、ユーザー視点のコミュニケーション設計を経験。現在は自動車ライターとして、新車情報、技術解説、モデル比較、中古車相場、維持費、業界動向まで幅広く執筆。SEO記事・コラム・インタビューなど媒体横断で制作し、専門知識を生活者の言葉に翻訳して「買う/持つ」の判断を支援します。加えて、カスタムを含む実車取材・体験を通じて得た一次情報を記事に落とし込み、机上の知識にとどまらない“現場感”のある解説を強みとしています。


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