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「非常に重要な存在」ホルムズ海峡の鍵を握る“オマーン”…→高市首相も注目する“意外なワケ”【池上彰・増田ユリヤが解説】

  • 2026.6.9
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

歴史を学んでいる子どもたち、まだまだ学び足りない大人たちに向けて、テレビや学校では教えてくれないことを中心に発信しているYouTubeチャンネル「池上彰と増田ユリヤのYouTube学園」。

2026年4月25日に公開された『高市首相も注目するオマーンとはどんな国?なぜホルムズ海峡に面した“飛び地”を持つのか?歴史から政治体制までわかりやすく解説!』では、ホルムズ海峡の鍵を握る国・オマーンについて、その歴史や外交姿勢をわかりやすく解説していました。

ホルムズ海峡の“もう片側”にある国

動画ではまず、ホルムズ海峡の地理について説明されていました。

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出典:公式 池上彰と増田ユリヤのYouTube学園

ホルムズ海峡は、イランとオマーンの間にある海峡です。ニュースではイラン側が注目されがちですが、実は反対側に位置するオマーンも非常に重要な存在なのだそうです。

特に特徴的なのが、「飛び地」の存在。

現在のオマーン本土とは離れた場所に、ムサンダム半島というオマーン領が残っており、そのためホルムズ海峡の出口部分をオマーンが押さえる形になっています。

かつては“海洋帝国”だったオマーン

動画では、オマーンの歴史についても紹介されていました。

18〜19世紀頃、オマーンは「オマーン帝国」と呼ばれる海洋国家だったそうです。アラビア海を中心に貿易を行い、広い地域を支配していた時代もありました。

しかし、その後は部族勢力や海賊の台頭などによって国力が低下。領土は縮小していったものの、ホルムズ海峡周辺だけは王家の直轄地だったため、現在もオマーン領として残っているとのことでした。

“中東のスイス”と呼ばれるオマーンの「全方位外交」

オマーンは「中東のスイス」と呼ばれることがあるそうです。

これは“裕福な国”という意味ではなく、「どこか一方の陣営に強く偏らない中立外交」を行っている点が、スイスに似ているからだと説明されていました。

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公式 池上彰と増田ユリヤのYouTube学園

中東では、各国の対立が複雑に絡み合っています。

そんな中、オマーンは特定の国に強く依存するのではなく、各国と一定の距離感を保ちながら関係を築く「全方位外交」を続けているそうです。

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公式 池上彰と増田ユリヤのYouTube学園

動画では、サウジアラビアとの関係についても紹介されていました。

中東では、イスラム教の聖地を持つサウジアラビアの影響力が非常に強く、多くの周辺国はサウジ寄りの姿勢を取ることが多いといいます。

しかしオマーンは、完全には従わず、独自路線を維持。その一方で、イランとも比較的良好な関係を築いているそうです。

さらに、2018年にはイスラエルのネタニヤフ首相の訪問も受け入れていました。

当時、中東ではイスラエルへの反発感情が強かったため、池上さんも「勇気ある行動だった」と語っていました。

また2025年には、アメリカとイランの核開発問題をめぐる協議の仲介役も務めたそうです。

その背景には、「オマーンにアメリカ軍基地がない」という特徴もあるとのこと。

周辺国にはアメリカ軍基地が置かれている国も多い中、オマーンはアメリカとも一定の距離を保っているため、中立的な立場で仲介役を担いやすいのだと説明されていました。

日本とも深い縁がある国

動画では、日本とオマーンの意外なつながりについても触れられていました。

1930年代には、オマーン王家の人物と日本人女性が結婚していた歴史があるそうです。

こうした背景もあり、オマーンは“親日国”とも言われているとのことでした。

“どちら側につくか”ではなく、自国の立場を考える

動画の後半では、増田ユリヤさんが、

「どちらか一方に寄るのではなく、自分たちの立ち位置を明確にしているのが印象的」

と話していました。

池上さんも、日本とは政治体制こそ違うものの、外交姿勢として参考になる部分もあるのではないかと語っていました。

中東情勢を理解する鍵になる国

ホルムズ海峡の安全は、日本のエネルギー問題にも直結しています。

その中で、イランともアメリカとも一定の関係を維持しながら、中立的な立場を取っているオマーンの存在感は、今後さらに大きくなっていくのかもしれません。

ニュースではどうしても大国ばかりが注目されがちですが、その裏で重要な役割を果たしている国にも目を向けることで、中東情勢への理解も深まるのではないでしょうか。


動画:高市首相も注目するオマーンとはどんな国?なぜホルムズ海峡に面した“飛び地”を持つのか?歴史から政治体制までわかりやすく解説!

協力:池上彰と増田ユリヤのYouTube学園

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています

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