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まるで『歩く綿毛』!タンチョウの赤ちゃん、いちばん安心できる場所は?【写真6枚・北海道のかわいい動物たち①】

  • 2026.5.26

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年5月18日〜5月22日ピックアップ分・前編)

『海鳥の島』に 恋の季節が到来

Sitakke
Sitakke
撮影:sachi22552さん

ことしも天売島に、ケイマフリの季節がやってきたようです!

ケイマフリは、北海道の天売島や知床半島、そして北太平洋の限られた場所でしか会うことができないとっても貴重な鳥。

アイヌ語で「ケマ=足」「フレ=赤」という名の通り、黒いカラダに真っ赤な足(口の中も赤いのです)、そして白いアイリングという、まるでデザイナーが本気を出したような(?)配色をしています。

普段は海の上で暮らしていますが、この季節になると、恋と子育てのために天売島へ大集合。

岩場では、ペア同士が寄りそったり、見つめ合ったり、「フィッ・フィッ・フィー・フィー」と『海のカナリア』と呼ばれる美しい声で鳴き交わしたり…。

なんだか、延々とイチャイチャしながら、愛を語り合っているようにも見えてしまいます。

飛び立つ姿は意外とバタバタ気味。
赤い足で海面を走るようにしてちょっと長めの助走から飛び上がる姿が、またなんともかわいいのです。

巨大なシャチの『目』はどこに?

Sitakke
Sitakke
撮影:imoglee さん

今シーズンも、知床・羅臼沖でシャチやクジラたちを見ることができる観光船が4月25日にスタートしました。

実は私も先週末に行って来たのですが、まだシーズンが始まったばかりだというのに、たくさんのシャチに出会うことができました。

世界的にも、これほど高い確率でシャチに会える海は珍しいと言われ、知床・羅臼の海の豊かさには、あらためて驚かされます。

きょうご紹介するお写真も、おそらく観光船から撮影されたものでしょう。

1枚目のお写真では、水面ギリギリを泳ぐシャチの呼吸によって生まれた『空気の泡』が不思議な形で浮かび上がっています。
まるで、海の精霊がふわりと姿を現したかのようですね。

そして2枚目のお写真。
撮影者さんのキャプションには、「目はどこにあるでしょーか?」という言葉がそえられていました。

みなさん、おわかりになりますか?

答えは……『まゆ毛』のような白い模様の、少し前に黒い体に溶け込むように小さな目がありました。

あまりにも美しい海と、あまりにも美しい生きもの。
知床の海はことしもまた、私たちに『本物の野生』を見せてくれています。

ママの背中が いちばん安心できる場所

Sitakke
Sitakke

撮影:soytoto_chan さん

5月3日に、阿寒国際ツルセンター「グルス」で生まれた、タンチョウの赤ちゃんです!

ふわふわの茶色い羽毛に包まれた姿は、まるで『歩く綿毛』。
それなのに、生まれて間もないうちから、自分の足でヨチヨチ歩き回るのですから驚きです。

タンチョウは、オスとメスが協力しながら子育てをする、とっても『子煩悩』な鳥。

何かおいしそうなものを見つけると、「ほら、ごはんだよ!」といわんばかりに、すぐにヒナのところへ持って行きます。

そして、この時期ならではのとっておきの光景が…。
まだ小さなヒナが、親鳥の羽の中や背中にすっぽり入り込む姿です。

この『背中に入る』姿は、ヒナが小さい今だけの、かわいらしいシャッターチャンス!
ヒナにとっても、いちばん安心できる場所なんでしょうね。

短い北海道の春。
今年も湿原には、小さくて、あたたかな『いのちの季節』がやってきています。

***

後編の記事では
・『新米ママ』子ギツネ6匹の育児とは?
・きょうだい子リス なかなか外に出られない〜!
の写真をお届けします。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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