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「結婚したら仕事セーブしろよ、俺の方が稼いでるし」付き合い始めは優しかった彼。だが、結婚を視野に入れると、彼の見たくない本性に気づいてしまった

  • 2026.5.28
「結婚したら仕事セーブしろよ、俺の方が稼いでるし」付き合い始めは優しかった彼。だが、結婚を視野に入れると、彼の見たくない本性に気づいてしまった

最初は「いい人」だった

付き合い始めた頃、彼は本当に優しかった。

連絡はまめで、話をちゃんと聞いてくれた。

一緒にいると居心地がよくて、「この人となら長く続きそうだ」と素直に思っていた。

ところが関係が落ち着いてくるにつれ、小さなことが少しずつ気になり始めた。

デートの予定はいつも彼の都合が先に決まり、わたしが希望を伝えても「まあいいじゃん」と軽く流されることが増えた。

自分の話をしても「そっか」だけで終わる。それが何度も続いた。

ランチの場所を決めるときも、週末の過ごし方も、気づけばいつも彼の意見が「最終版」になっていた。

わたしがそれに慣れていくにつれ、意見を言うことが減っていった。

(気にしすぎているだけかな)と何度も思い直した。

好きだからこそ、あえて摩擦を起こしたくなかった。波風を立てなければ、きっとうまくいくと信じていた。

でも違和感は、消えなかった。

何かが少しずつ積もっていく感覚が、ずっと心の片隅にあった。

胸が冷えた将来の話

ある夜、ふたりで将来の話になった。

結婚のこと、暮らし方のこと、仕事のこと。珍しくゆっくり話せる夜だった。

そのとき彼が、特に深く考える様子もなく、こう言った。

「結婚したら仕事セーブしろよ、俺の方が稼いでるし」

悪意がないのはわかった。むしろ「俺が支える」という気持ちからの言葉だったのかもしれない。でも、胸がすっと冷えた。

わたしが今まで積み上げてきたこと、これからやりたいと思っていること、キャリアの先に描いていたこと。

それがすべて彼の将来像の「前提に入っていない」気がした。

一緒にいるのに、そこにいない感覚だった。

その場では笑って話題を変えた。でも家に帰ってから、ずっとその言葉が頭を離れなかった。眠れないまま横になりながら、ひとつのことがはっきりしてきた。

(この人と一緒にいたら、自分がだんだん小さくなっていく)

数日後、正直に気持ちを伝えた。

彼は少し戸惑った顔をして「そんなつもりじゃなかった」と言った。その言葉を聞いた瞬間、別れを選ぶことを決めた。迷いはなかった。

彼は悪い人ではなかった。それはわかっている。ただ、ふたりの描く未来の形が違っていた。それだけのことだと、今は思える。

別れた直後はさすがに不安があった。先のことが見えなくて、正しかったのかと何度も考えた。でも時間が経つほど、心が軽くなっていった。

自分の仕事に向き合う気持ちが戻ってきた。自分の人生を自分のペースで進めていいのだと、あの夜があって初めて気づいた気がする。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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