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息子が通う保育園の女性保育士と夫が不倫…やさしい笑顔の裏に隠された狂気が家族とママ友の心を操り、サレ妻を追い詰めていく!【書評】

  • 2026.5.22

【漫画】本編を読む

『朝8時、息子の先生が家庭を壊し始めます』(綾瀬なつ:脚本、ya-com :作画、漫画のシュララ:企画/KADOKAWA)は、息子の通う保育園の保育士という全面的な信頼を置く人物が平和な日常を奪っていく恐怖を描いた衝撃作だ。

主人公の佳奈は、愛する夫と可愛い息子に囲まれ、幸せな毎日を送っていた。しかし、その幸せは、車の運転席の下から見つけた使用済みの避妊具をきっかけにその生活が徐々に壊れていく。

夫の不倫相手は、息子の通う保育園の保育士・清花だ。表向きは子どもたちから慕われる「理想の保育士」を演じ、そして週末には母親たちを集めて彼女たちの悩みを聞いてアドバイスをする「清花会」という集まりを開いて保護者の信頼を得ていた。その目的は母親たちの心を掌握することなのだが、そうとは知らない佳奈は、あるママ友に誘われて清花会に参加し、そこで夫の浮気疑惑を打ち明ける。佳奈が不倫相手の妻であることを知っている清花はとりあえず「それらしい」助言をする。

後日、その助言のおかげで夫に喜んでもらえたと報告し「夫に一番大事と言ってもらえた」と佳奈が言ったことに対して清花は嫉妬に狂い、それから彼女に心酔した母親たちを使って佳奈を孤立させるなど、あの手この手を使ってより直接的に佳奈を苦しめる行動に出るのだった。昨日まで良好だったママ友たちが清花の手によって敵へと変わっていく様子は強い憤りを感じるだろう。

保育士という立場を利用し、家庭と人間関係を壊していく姿は恐怖でしかない。しかし佳奈は大切な家族を取り戻すためにその狂気に立ち向かっていく。この結末はぜひ、本書を手にとって確かめてもらいたい。

文=ちゃむ

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