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59歳で服を7割手放したら「着る服がない」が消えた。60歳からのクローゼット整理術

  • 2026.5.22

59歳で服を7割手放したら「着る服がない」が消えた。60歳からのクローゼット整理術

「60代はぺたんこ靴しか履かない」「グレイヘアをきれいに見せる工夫」など、等身大のおしゃれや暮らしを発信し、同世代から支持を集める山岡まさえさん。新刊『60歳、服を7割手放して「ときめく暮らし」がはじまった おしゃれの幅も、人生も豊かになる』(Gakken刊)からお届けします。第1回は、「服を7割手放した」ときに、何を基準に残したのかを聞きました。

365日わたしらしく!クローゼットにある服は、“お気に入り”だけ

59歳のとき、私は持っていた服の7割を手放しました。

今、クローゼットにあるのは、愛着のある服だけ。自分にしっくりくる、お気に入りだけです。

そのおかげで今はクローゼットの中もすっきりしています。でも、以前は膨大な服や小物であふれかえっていました。

それなのに、毎朝、「着る服がない」と嘆いては、部屋中に服を散乱させる日々。そのモヤモヤした気持ちから、また新しい服を買っては増やし、また「服がない」と嘆く……の繰り返し。

服が増えるほどに「服がない」という矛盾に、モヤモヤはつのるばかりでした。

でも、服を減らした今は服選びがすごくラクに。「どれを着ようかな」と、毎朝ワクワク、楽しみながら服を選んでいます。

服を手放してわかったのは、服はたくさんはいらないということ。服の数と楽しさは、比例しないということ。そして、自分が好きで、自分に似合う服だけがあればいいということです。

手放すのは「いらないもの」ではなく、「お気に入りではない」もの

私が手放したものは、「いらないもの」ではありません。

いるか、いらないかは、ライフステージなどで変わっていくもの。例えば、昔は子どもの入学式や卒業式などに行くための服も必要だったし、起業したての頃の私には、人前に立つための服も必要でした。これからも、いるもの、いらないものは、そのときどきで、きっと変わっていきます。

でも、自分の「好き」や「心地いい」という“感覚”は、60歳の今もこれからも、そう簡単には変わらないと思いました。

だから、「いる、いらない」ではなく、「気に入っているか、いないか」で、手放すものを判断することにしました。

それに、「いる、いらない」で判断をすると、「いつか着るかも」「また必要かも」と未来の可能性に左右されてしまいます。

でも、「好き」や「心地いい」は、過去でも未来でもなく今の自分がすべて判断できます。そうやって残していくと、クローゼットの中は「毎日着てもいいお気に入り」だけになりました。

自分らしくいられる服だけ残したら、かつての3分の1の量に

手放すとき、最初は「これもまだいるかも」「捨てるのはもったいないな」と思うこともありました。そんなときは、「本当に好き?」「本当に、似合っている?」と、自分自身に問いかけます。すると、自然と答えが見えてきました。

こうやって、一着一着と向き合いながら手放していった結果、服はかつての3分の1の量にまで減り、すべてが見渡せる収納に。

自分で自分に、「似合っている」と素直に言える。今、クローゼットや収納棚にあるのは、どれもがそういった服になっています。

ところで、「似合う」って、どういうことだろうと自分なりに考えてみました。

・着ると、心が落ち着く服。
・無理がなく、自分が自然体でいられる服。
・自分にしっくりきて、自分らしくいられる服。

そんな感覚の延長線に、「似合う」があるのではないかなと思っています。

※この記事は『60歳、服を7割手放して「ときめく暮らし」がはじまった おしゃれの幅も、人生も豊かになる』山岡まさえ著(Gakken刊)の内容ををウェブ記事用に再編集したものです。

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