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『地獄に堕ちるわよ』で戸田恵梨香が生きた”もう一つの人生”。孤高の女帝の光と影とは

  • 2026.5.22
Photo : ZENHARU TANAKAMARU

救世主か、それとも悪魔か。独自に編み出した六星占術を操り、日本一名の知れた占い師となった細木数子。テレビ番組を持てば高視聴率をたたき出し、本を出せばギネス記録のベストセラーに。その一方で黒い噂が絶えなかった女帝の半生を戸田恵梨香が演じるとあって、Netflixシリーズ『地獄に堕ちるわよ』は完成前から注目を集めてきた。

光と影を生きた占い師。波乱の半生を演じる

「細木数子さんが一世を風靡していた頃、私は彼女のことをほどんど知らなかったので、出演のお話をいただいたときは、いったいどうして⁉と思いました(笑)。でもたくさんの出会いと別れを経験する10代から60代までの半生を演じて、自分自身とは違う、もう一つの人生を生きた気がしました」

17歳の可憐な高校生からあでやかな夜の街の女王となるも、だましだまされ、男に復讐するかのように成り上がり、人心やメディアを掌握する細木数子を浮かび上げた。

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「涙は人知れず流すもの」

「大金を持ち、派手なジュエリーで身を飾って虚勢を張っていたけれど、その裏で大きな孤独を抱えていた人。そんな彼女の『涙は人知れず流すもの』という台詞が心に残りましたね」

晩年の細木が姪を養女に迎えた話をしながら、戸田自身の心の言葉を明かしてくれた。

「ミラノ・オリンピックの後、りくりゅうペアの話を自宅でしていたとき、私が『ケガと隣り合わせで、本当の絆がないとここまで体を任せられないね。私、パパと二人だったとしても、できる勇気がない』と言ったら、子どもが『桃李と恵梨香ならできるよ。頑張れって応援するからね』と言ったんです。自分たちのことをこんなに信じてくれているなんて、と涙が出そうになるほど感動して、今の支えになっています」

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『地獄に堕ちるわよ』

細木数子(戸田恵梨香)の自伝の仕事が、売れない作家・美乃里(伊藤沙莉)に舞い込む。細木は貧しさから夜の街で働き、銀座の女王を経て人気占い師となった半生を語るが……。時代を映しだす美術にも注目。 Netflixシリーズ 独占配信中。

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戸田恵梨香(Erika Toda)

1988年、兵庫県生まれ。『SPEC』シリーズ('10-'13)、ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』('18)、NHK連続テレビ小説『スカーレット』('19)、『リブート』('26)、映画『あの日のオルガン』('19)、『母性』('22)など、多くの作品で活躍中。

ジャケット¥448,800 タンクトップ¥160,600 パンツ¥214,500 リング¥69,300(参考価格)/以上クロエ(クロエ カスタマー リレーションズ)

photo ZENHARU TANAKAMARU styling YOKO KAGEYAMA hair&makeup HARUKA KAZAKI text REIKO KUBO editor KANAKO TAKAHASHI

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