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電車に乗っているときに腹痛、血の気が引いてホームに倒れてしまう…その原因は!?【著者インタビュー】

  • 2026.5.22

【漫画】本編を読む

1年前のある日、お腹を下すようになったポポ美。それ以来、快便でも出し切った後でも、幾度となく腹痛に襲われるようになってしまう。さらには電車に乗っている時、強い腹痛からホームに倒れるなど、日常生活にも支障が出るように。困り果てたポポ美はありとあらゆる手段でお腹の痛みに立ち向かおうと決意する。しかし食生活に気を付けても効果はなし、大腸検査を受けるものの異常なし……。そんな時、後輩からの勧めで心療内科を受診する。そこでついた診断名は「過敏性腸症候群(IBS)」(腸に炎症やポリープのような異常がなくとも、刺激に対して過敏に反応する状態になり便通異常を起こす症状)だった。

自身も過敏性腸症候群と診断された経験を持つ著者・鳥頭ゆばさんの経験をもとに描かれた『おなかよわい子ちゃん 万年不調な私の胃腸が教えてくれたこと』(KADOKAWA)。ご自身の体験をどのように作品に落とし込んでいったのか、過敏性腸症候群の辛さについて鳥頭さんにお話を伺った。

※個人の体験、お話をもとにインタビューを行っています。症状など、詳細は医療機関等にご確認ください。

――主人公・ポポ美が電車に乗っているときに腹痛が起き、血の気が引くなどして倒れてしまうシーンもありました。

鳥頭ゆばさん(以下、鳥頭):それも私が実際体験したことです。これは腹痛のせいで迷走神経反射が起きたという状態で。電車の中でばかり起きていたのですが、通っていた心療内科の先生によるとパニック障害のひとつなんだそうです。一度電車でお腹を壊したことがきっかけで、電車に乗ると「またお腹が痛くなったらどうしよう」と思ってしまう。メンタル的な問題で、結構同じ経験をしている人は多いようです。

――私も学生時代、テスト中に吐いてしまったことがあって。それ以来、テスト中に似た症状になったことがあります。

鳥頭:それも迷走神経反射だったのかもしれないですね。「周りに迷惑をかけちゃいけない」とか「恥ずかしい」とか思うと、よりなってしまうんですよね。漫画には描きませんでしたが、初めて駅で具合が悪くなったときは朝の忙しい時間帯だったのもあって、みんな気にせずさっさと行ってしまったんですよ。「誰も助けてくれない」という悲しさや不安もありました。

――何か有効な対処法はあったのでしょうか?

鳥頭:例えば遅刻して走ったりすると、それだけで気持ちも焦るし迷走神経反射が起きやすくなる気がするので、余裕を持って行動するようにはしました。でもそれ以外はあまりなくて。座っていても立っていてもなりますし、「やばい」と思ったら外に出るしかない。快速電車には乗れなくなりました。

経験上、駅員さんはみなさん優しいので「おかしいな」と思ったら恥ずかしがらずに早めに声をかけていいと思います。

取材・文=原智香

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