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52歳の独身男性「結婚するなら20代がいい!」新入社員を狙ったセクハラ&パワハラ!相手は精神を病み「辞めるしか選択肢はなかった」【インタビュー】

  • 2026.5.22

新卒で入社した22歳の女子社員に30歳年上の独身上司が「付き合おう」と告白してきた。上司は50歳を過ぎた管理職。仕事はできるが彼女がおらず、「結婚するなら若い子がいい」と、新卒女子をターゲットにしていた。尾持トモ(@o0omotitomo0o)さんの漫画『人生崩壊 会社ぐるみのいじめで苦手な人と無理やり付き合わされました』を紹介するとともに話を聞く。

ターゲットは「おとなしく従順そうな子」

8P-2 画像提供:(C)尾持トモ/KADOKAWA
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8P-3 画像提供:(C)尾持トモ/KADOKAWA
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30歳も年上の独身上司にターゲットにされたのは、作者の尾持さん。当時の上司、事務課の課長は尾持さんに彼氏がいないことを知ると、「早く彼氏を作らないと売れ残る」と言って30歳年上の独身上司をすすめてきた。「結婚適齢期は24歳、25歳が一番需要があり、以降26歳は売れ残り…」と女性の年齢をクリスマスケーキにたとえた「クリスマスケーキ理論」を語り、断る尾持さんに執拗に上司と付き合えと言う。「結婚は何歳でもできますし、今は結婚しなくても幸せという時代なのにかなり古い価値観でびっくりしました!とても時代錯誤だなと思いました」と、尾持さんは当時を振り返る。

9P-1 画像提供:(C)尾持トモ/KADOKAWA
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9P-2 画像提供:(C)尾持トモ/KADOKAWA
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その後、懇親会で30歳年上独身上司に「付き合ってほしい」と告白される。周囲の社員たちは「空気読めよ!」と煽り立て、その場でうまく断れなかった尾持さん。社員たちは2人を進展させようとデートに行くよう仕向けたり、上司の嫌田は「おれと結婚しなきゃクビ」など、立場を利用して強迫してきた。

9P-4 画像提供:(C)尾持トモ/KADOKAWA
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10P-1 画像提供:(C)尾持トモ/KADOKAWA
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社員たちは、「嫌田さんと2人きりでいるところやデートへ行くところを隠し撮りして、その隠し撮りを社員数人で見てクスクス笑ってきたり…、私と嫌田さんが『どこまでやった』などの嘘の噂を流して楽しんでいました。仕事の話を無視するなどの業務に直接支障が出るようないじめはなかったのですが、仕事と関係ないところでこういったいじめがありました。思い出すだけで胃が痛いです…」と、尾持さんは語る。社員たちは表向き、嫌田は「付き合うには相応しい人」と言いつつ、2人が付き合うことをおもしろがり、影で楽しんでいたというから悪質だ。

11P-3 画像提供:(C)尾持トモ/KADOKAWA
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11P-4 画像提供:(C)尾持トモ/KADOKAWA
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38P-3 画像提供:(C)尾持トモ/KADOKAWA
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「こんな漫画とかの世界でしか聞かないような、ひと昔前のようなことを今の時代に、まさか“自分が”現実で言われることになるとは…信じられませんでした」と、尾持さん。社内では「この状況をおもしろがっている人がほとんどだった」と言うように、彼女は1人でこの状況に耐えるしかなかった。

55P-3 画像提供:(C)尾持トモ/KADOKAWA
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56P-1 画像提供:(C)尾持トモ/KADOKAWA
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社内ぐるみでデートに行くよう執拗に強要してくるため、帰社時間のストレスは半端ない。尾持さんが労基に訴えようと考えても、社内ぐるみのいじめやパワハラは今に始まったことではなく、社長も社内の常態化を見て見ぬふりをしていたため、「労基に訴えてもムダ」と言われ、八方ふさがりとなった。

49P-1 画像提供:(C)尾持トモ/KADOKAWA
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52P-1 画像提供:(C)尾持トモ/KADOKAWA
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その後、心身を病み、休職。退職を決意した尾持さんは、上司とのやり取りや画像を撮影、保存するなどパワハラの証拠集めに専念した。退職したあと、会社を訴えることにしたが、社内では次なる新卒女子がターゲットになっていることを知った。「いじめなんて乗り越えなくていいから逃げる。それでいいと思います」と、逃げることが一番の最適解だと尾持さんは話す。

取材協力:尾持トモ(@o0omotitomo0o)

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