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「課金しないと遊ばねーよ」小3息子が友だちに1000円払った…話し合いに怖そうな母親が現れて!?

  • 2026.5.21

息子が小学3年生のときのことです。友だちと楽しく遊んでいると思っていた時間に、思いもよらない出来事が起きていました。後から知ったその内容は、到底子ども同士のやり取りとは思えないものだったのです。

友だちに「遊んであげない」と言われて…

ある日、息子がいつものように友だちと遊びに出かけました。特に変わった様子もなく、いつも通りの一日になると思っていました。ところが後日、驚くべき事実が発覚します。

公園で、よく遊んでいる一つ年上の男の子に「一緒に遊ぼう」と声をかけたところ、「俺に課金しないと遊ばねーよ」と言われたというのです。しかもその子だけでなく、周りにいた男の子2人も「そうだそうだ。俺たちだって課金したから一緒に遊べているんだ」と同調していたとのこと。その2人は実際にお金を渡してはおらず、冗談であおっていただけだと後から分かりました。

しかし、その場の空気の中で断ることができなかったのでしょう。息子はお小遣いの中から1,000円をこっそり持ち出し、相手の子に渡してしまっていたのです。

その話を息子から聞いたとき、正直すぐには受け止めきれませんでした。子ども同士の間で「課金する」という言葉でお金を請求することが、当たり前のように出てくることに大きなショックを受けました。

そうした考え方が子どもにまで浸透していることに時代の変化を実感するとともに、その場の空気にのまれて断れなかったわが子の気持ちを思うと、胸が苦しくなりました。夫は「それはカツアゲではないか」と激怒し、一時は家庭内がとても重い空気に包まれました。

話し合いの場に現れた、怖そうなお母さん

その後、相手の子も含めて話し合いの場を設けることになり、保護者同士でも話をすることになりました。当日やって来たのは、私と同世代くらいの少し怖そうな印象のお母さん一人で、お父さんは仕事のため不在でした。

席に着くと、そのお母さんは開口一番、「このたびは申し訳ありませんでした」と深く頭を下げました。落ち着いた口調ではあったものの、どこか張りつめた空気が漂っており、最初は双方、言葉を選びながらのやり取りとなりました。

話を聞くと、その子は普段からゲームをよくしており、「課金」という言葉も日常的に使っていたそうです。遊びの延長のつもりで言ってしまったものの、実際にお金を受け取ってしまったことについては、家庭内でも厳しく言い聞かせたとのことでした。

息子が渡してしまった1,000円はその場で返金され、「友だちに対して絶対にしてはいけない行為だということを、きちんと理解させます」と、はっきりとした口調で話されていたのが印象に残っています。

さらにそのお母さんは、「うちの子は普段から◯◯くん(息子)にとても仲良くしてもらっていて、本来なら関係が崩れて困るのはうちの子のほうなのに……。それなのにこんなことをしてしまい、本当に申し訳ありません」と言葉を続けました。

私も、普段から仲良く遊んでいたことは知っていたため、「今回のことで関係を切ってしまうのではなく、きちんと話し合っていけたらと思っていました」と率直な思いを伝えました。

最初に抱いていた「怖そう」という印象とは異なり、話を重ねるうちに、子どものことを真剣に考えている方なのだと感じるようになりました。私の緊張していた気持ちも、少しずつほぐれていったのを覚えています。

その後、子ども同士はすぐに元通りとはいきませんでしたが、しばらく距離を置いたあと、自然とまた一緒に遊ぶようになりました。

今回のトラブルは本当につらい出来事でしたが、あのとききちんとお互いに向き合ったことで、話し合うことの大切さを実感しました。実際にその後は子ども同士だけでなく親同士の距離も縮まり、相手のお宅に私が一緒にお邪魔したり、学校行事などで顔を合わせた際には自然と言葉を交わしたりするようになりました。あの出来事があったからこそ、お互いに遠慮せず本音で話せる良い関係になれたのだと感じています。

著者:佐藤愛子/30代女性。2014年生まれの息子、2016年生まれの娘、夫と4人暮らし。事務職として働いており、趣味は手芸と料理。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

※AI生成画像を使用しています

ベビーカレンダー編集部

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