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スティックだけで飛距離アップできる!コツを女子コーチが解説

  • 2026.5.21

飛距離が伸びない、打球が曲がる、ダフリ・トップ……。ミスの種類はさまざまでも体の使い方、動かし方の「1点」を直せば、すべてのミスをすぐに防ぐことができる。

そんなスピード上達を叶える、濱野流「1点集中スイング改造」で、ミスの出ない振り方を即マスターしよう!

〝タメ〞の大きいダウンスイングは上半身と下半身の分離で作る!

背中やワキ腹が強烈にストレッチされる感覚

上半身と下半身を分離して動かすと、腹圧が高まりながら背中やワキ腹の筋肉が強く伸びる。これが「捻転差」を作れた状態だ。

上半身と下半身を反対方向へ動かす

ダウンスイングで〝タメ〞を作ることで、スイングはカッコよくなり、飛距離を 伸ばすことも可能になる。そのタメを作り出すには 、トップから切り返すタイミングで上半身と下半身を分離させて、逆方向へ動かす意識が必要だ。その動きを習得するための第1歩として「アライメントスティックや壁などを利用した練習ドリルで、上半身と下半身の捻転差を体感しましょう」と濱野はいう。

スティックを使ったドリルはクラブを持たず、バックスイングをしたらトップの位置で両腕を伸ばし、地面に対して垂直に立てたスティックの先端を握る。そのスティックを固定したまま、腰だけを目標方向へ回転。上半身を停止したまま下半身だけが先行する動きを体感できれば「捻転差」が作れたことになる。スティックがない場合は、壁に両手をあてて下半身だけを動かす練習でも同様の効果が得られるそうだ。

上半身と下半身が同時に回転するのは×

切り返しで捻転差を作れないと、上半身と下半身の動くタイミングは同時になる。そろって動くとスイングは一見きれいに見えるのだがタメが作れていないため飛距離が大きく出せない。

【バックスイング】上半身のリラックスが〝タメ〞を作る必須準備

スティックだけで飛距離アップできる!コツを女子コーチが解説
グリップ圧はゆるゆるです!

グリップ圧をゆるめて上半身のリキみを防ぐ

「グリップの力感は、スティックから手が滑り落ちない程度で十分です」と濱野。グリップを握る力が強すぎると上半身全体がリキむスイッチになり、スイング全体の動 きも「上半身リード」になってしまう。結果、クラブが早く下りてくる「打ち急ぎ」や「タメ不足」が起こり、飛距離をロスする。

「スティックドリル」では、スティックを刺す位置も大事。アドレス時の体の前傾角が変わることなく、上半身と下半身の動きを分離させやすい場所は個々にあり、自分にとって最適なバックスイングを上げる位置の目安を見つけ出すこともできるそうだ。

タメを作りやすい位置と重心位置はリンクする

スイングバランスを保ちながらタメを作りやすい体のポジションは「重心位置(前号のテーマ)」とリンクする。「重心位置を正す」「タメを作る」とアプローチの仕方が違っても理想的なスイングづくりのゴールは同じになるのだ。

バックスイングが悪いとタメは作れない

試しにスティックを前後にズラして、体を分離させる動きをしてみよう。下半身をリードさせにくいスティック位置だとタメが上手に作れないことがわかるので、上手に作れるポジションを見つけ出そう。

いかがでしたか? 〝タメ〞の作り方をぜひ参考にしてください!

濱野 希
●はまの・のぞみ/1994年生まれ。栃木県出身。容姿や指導力、人柄のよさから多くの生徒に慕われる人気コーチ。山梨県の「IKIGAI GOLF ACARDEMY」を中心に全国的にレッスンを行なう。現在、LPGAティーチングライセンスA級を取得中。

構成=岡田豪太
写真=田中宏幸
協力=東松苑ゴルフ倶楽部

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