1. トップ
  2. エピソード
  3. 「真剣に計算した数字」を彼女に詰められた→2日後に長文を送った僕の本音

「真剣に計算した数字」を彼女に詰められた→2日後に長文を送った僕の本音

  • 2026.5.21
ハウコレ

彼女からメッセージで「私のことどのくらい好き?」と聞かれた夜。真剣に計算して答えた数字を「中途半端」と責められた僕が、数日かけてようやく打ち明けた本音です。

僕は彼女と付き合って2年になります。普段から愛情表現が得意ではないぶん、聞かれたことにはなるべく真剣に答えようと心がけてきました。彼女もそんな僕の性格をわかってくれていると思っていたのです。けれどそのまっすぐさが、彼女を傷つけてしまった金曜の夜がありました。

残業中に届いた、ふいの質問

金曜の夜、僕は会社に1人残って残業をしていました。スマホが鳴り見ると、彼女からのメッセージ。「ねえ、私のことどのくらい好き?」とだけ書かれています。

軽く流せばよかったのかもしれません。でも僕は、彼女が普段から「適当に答えるな」と言うタイプの人だと知っていたから、真剣に答えたいと思いました。一旦キーボードから手を離し、頭の中で素早く計算しました。365日のうち、自分が彼女と過ごしたい時間。仕事に注ぐ時間。自分一人でいたい時間。

数分考えて、「えっと……73.4%、かな」と返信しました。

「100%じゃないの?」と返ってきた言葉

返信が届いたのはすぐでした。「は?なんで100%じゃないの?」。僕は説明しようと「そういう計算じゃないんだって」と返したのですが、それも逆効果だったようです。

「じゃあ何?残り26.6%は誰のことが好きなの?」と続けて聞かれたとき、僕は何も打てませんでした。誰のことでもなくて、自分自身を保つための時間と、仕事のことを指していたのです。でも文字でうまく説明できる気がしませんでした。

しばらく入力欄に文章を書いては消していたら、彼女から「もういい」とメッセージが届きました。返信のしようがないまま、その夜は仕事も手につかないまま終わりました。

2日かけて打ち込んだ、長いメッセージ

家に帰ってからの2日間、ずっと考えていました。100%と嘘をついて返信すればよかったのか。それとも数字で答えた自分が一番悪かったのか。

日曜の夜、ようやく彼女に長いメッセージを打ちました。

「あの『73.4%』は、365日のうち君と過ごしたい時間の割合を真剣に計算した数字でした。残りの26.6%は、仕事と、自分自身を保つための時間。君と長く健康に付き合うために必要な領域だと思っていました。でも、数字で答えた僕も浅はかでした。傷つけてごめんなさい」

そして、最後の一文を入れるかどうか、何度も書き直しました。「それと、もう一つ正直に言わせてください。数字で愛を測る関係が続けられるか、僕は自信がないです」

そして...

送信ボタンを押すまでに、文面を10回以上打ち直しました。

しばらくして、彼女から返信が届きました。「私もごめん。100%って答えなきゃダメだって、勝手に思わせていたのかもしれない」。素直な言葉でした。僕は「ありがとう。来週、ちゃんと話そう」とだけ返しました。

愛情の量を数字で答えた僕も浅はかだったし、その数字に詰め寄った彼女も、たぶん少しだけ余裕がなかったのだと思います。来週彼女と話すとき、僕は、数字ではない言葉で気持ちを伝えるつもりです。それが正解かはわからないけれど、今度は逃げずに、自分の言葉で話したいと思っています。

(20代男性・IT系営業)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる