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「前に渡したアクセサリー返してほしい」離婚直後に元夫から届いた催促のメッセージ。引越しの混乱の中で続いたモヤモヤ

  • 2026.5.21

急な退去、混乱の引越し

数年の交際を経て結婚した。

結婚前から相手の家族とも顔を合わせる機会が多く、義祖母を含む家族から使わなくなった服やアクセサリーを譲り受けることもあった。

高価なものではなかったが、気持ちがこもっているようでうれしく、普段使いしていた。

しかし夫婦関係はうまくいかなかった。

話し合いを重ねた末に離婚を決め、追い出される形で荷物をまとめて自宅を出ることになった。

段ボールを引っ張り出し、次の住まいを探しながら荷物を詰めるあの数日間は、今思い返しても息が詰まる。

どの荷物にどれが入っているかなど把握できる精神状態ではなかった。

服の間に紛れ込んだものもあれば、どこかに置き忘れたままのものもあったかもしれない。

もう離婚するのだからそれでもいい、とにかく今夜の寝る場所を確保することだけを考えていた。

そのバタバタの最中に、元夫からメッセージが届いた。

「前に渡したアクセサリー返してほしい」

読んだとき、しばらく画面から目が離せなかった。

「そういうところだよ」という言葉が刺さった

贈られたものをどう使おうと、それはもう自分の所有物だと思っていた。

しかも荷物の中でどこにあるかも分からない。

小さなアクセサリーが転居の混乱で行方不明になっていたとしても、どうしようもないことだと感じていた。

それでも「もう見つけられない」と正直に伝えた。返ってきたのは怒りのメッセージだった。

「あげなきゃよかった!そういうところだよ!」

「そういうところ」という言葉が、しばらく頭から離れなかった。

離婚という大きな決断をして、転居先を探して、荷物をかき集めて、それでもまだ責められなければならないのかという気持ちが湧いた。

混乱の中で落とした小さなアクセサリー一つが、こちらの人格まで語られる材料になるのだと思うと、虚しさが先に来た。

贈ったものを返してほしいという気持ちは、分からなくはない。

でも離婚直後のあのタイミングで、転居の混乱の中にいる相手に向けて送るメッセージとして、あの言葉しかなかったのかという疑問は残った。

離婚して日が経っても、あのメッセージのことがふとした瞬間に浮かぶ。

最後のやりとりがあれだったという事実が、何かをずっと引きずらせている気がする。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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