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「私は何もしていません!」海外客と揉めた英語堪能な同僚→他部門まで巻き込んで膨らんだ騒動の異常さに背筋が凍る

  • 2026.5.20
「私は何もしていません!」海外客と揉めた英語堪能な同僚→他部門まで巻き込んで膨らんだ騒動の異常さに背筋が凍る

英語が堪能な、少し困った同僚

同じ部署に、英語が堪能な女性の同僚がいました。海外からのお客様の対応では誰よりも頼りにされていて、現場の評価は決して低くなかったのです。

ただ、社内でのふるまいに少しだけ「困った」ところがありました。話の途中で急に声を荒げる。自分の主張が通らないとデスクで書類を強めに置く。注意しても受け流すというより、別の話題で覆い隠してしまうのでした。

それでも、海外のお客様が来館したときの彼女は、明らかにフロアを支える人。流暢な英語で笑顔を保ち、案内も会計もスムーズに済ませる。日常の小さな違和感は、その業務貢献で帳消しにされていたのです。

事件は、平日の昼下がりに起こりました。

欧米から来られたお客様が、彼女の対応中に突然眉をひそめ、強い口調で英語で何かを訴え始めたのです。

お客様は手元のスマートフォンを指差して、繰り返し首を横に振っている。

「これは盗撮じゃないですか?」

強いトーンの指摘に、彼女は両手を持ち上げ、私たちにも聞こえる音量で叫び返したのです。

「私は何もしていません!」

一人で騒動を膨らませていく、その手際

そこから先の数十分が、本当に異常でした。

普通であれば、責任者を呼び、双方の話を聞き、防犯カメラの確認に進む流れです。

けれど彼女は、現場で次々と新しい話を継ぎ足していったのです。

お客様の言い分の矛盾点を英語で逐一論破し、語尾だけ強調して周囲に通訳して見せる。

途中から、通りかかった別フロアの責任者を呼び止め「こちらの方が誤解されていて」と説明を始める。

さらに本来関係のない他部門の管理職まで巻き込み「大事になっています」と話を持ち込んだのです。

気がつけば、応接コーナーには三つの部門の人間が並び、後ろに並んでいた他のお客様まで、何が起きているのか分からないまま立ち尽くしていました。

(一人で、ここまで騒動を大きくできるのか)

胸の奥で、すうっと冷気が下りていったのです。

盗撮の有無は、防犯カメラを確認すれば分かる単純な話のはず。

けれど彼女は、その単純さを認めたくないのか、英語力を盾に「説明する側」に立ち続けて止まりません。

声のボリュームと巻き込んだ人の数で、自分が正しいと示そうとしている。その手際が、ぞっとするほど慣れていたのです。

結局、その日のうちに防犯カメラが確認され、騒動の幕は静かに引かれました。

けれど何が真実だったのか、誰の口からもはっきり語られなかったのです。

解決ではなく、ただ「終わった」だけ。

彼女は翌日には別の海外のお客様を笑顔で案内し、何も無かったように戻りました。残ったのは、巻き込まれた他部門の困惑と、私の中の違和感だったのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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