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出産後、退院の日に来た夫が手ぶらのまま1時間以上居座り「育児の協力は出来ない」と言い放った→価値観の違いに頭がぐらぐらした

  • 2026.6.8
出産後、退院の日に来た夫が手ぶらのまま1時間以上居座り「育児の協力は出来ない」と言い放った→価値観の違いに頭がぐらぐらした

退院当日、夫は手ぶらでやってきた

出産を終えて、やっと退院できる日がやってきた。出産の疲れはまだ全身に残っていて、体を動かすたびに鈍い痛みがあった。荷物をまとめながら、夫が迎えに来てくれると聞いて、少しだけほっとしていた。

病室のドアが開いて夫が入ってきたとき、わたしは思わず目を細めた。荷物を持ってきてくれたかと思ったが、夫の両手は何も持っていなかった。出産後に必要なものを一緒にリストアップしていたはずだったが、そんな話は頭にないようだった。

夫はベッドのそばに座り込み、スマートフォンをいじりはじめた。退院の手続きがあるからと声をかけても「うん、うん」と生返事が返ってくるだけだった。体はまだぼろぼろなのに、重い荷物を自分で持って廊下を歩かなければならなかった。

手続きの窓口に並び、書類にサインをして、荷物をまとめて。ひとつひとつをこなすたびに、体にじんわりとした痛みが広がった。出産翌日の体は、まだ思うように動かなかった。そばにいる夫が何かを手伝う気配は、最後まで感じられなかった。

結局、夫は1時間以上そこに居座り続けた。退院の手続きも、荷物の整理も、全部わたしが一人でこなした。出産直後の体に1時間以上の拘束は、想像以上にこたえた。

「育児の協力は出来ない」

ようやく家に帰れると思ったとき、夫がふと口を開いた。

「悪いけど、仕事が忙しくなるから、育児の協力は出来ない」

一瞬、意味が飲み込めなかった。

淡々とした声で、まるで業務連絡のように告げられた。

頭がぐらぐらした。

産んだ直後の自分に向かって、育てることに関わるつもりはないと言い切る人が目の前にいた。

育てる側の何を見てそういう言葉が出てくるのか、まったく理解できなかった。

悲しいとか怒りとかよりも先に、ただ困惑だけが広がった。

同じ家に住んで、同じ子どもの親になるはずなのに、こんなにも見ている方向が違うのかと思うと、言葉が出てこなかった。この人は今日、わたしが何をしてきたかを、どう見ていたのだろうか。

退院の日に感じるはずだったほっとした気持ちは、どこかへ消えてしまった。かわりに残ったのは、答えが見つからないままのモヤモヤだった。この人と一緒に子どもを育てていけるのか、という問いが頭のすみに張りついたまま、家への道を歩いた。

答えはまだ出ていない。でも、あの日の光景は、しばらく頭から離れそうになかった。夫がこれから何を担うつもりなのか、それともこのまま担わないつもりなのか。聞けないまま時間だけが過ぎていった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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