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「一時停止してないよね?」身に覚えのない違反を指摘する警察官。動揺する私を救った父の正体

  • 2026.5.10

私は35歳の公務員。ある日、父が倒れて救急搬送されたと連絡が入り、私は急いで病院へ向かいました。ところが、その道中で思いも寄らない出来事に巻き込まれてしまったのです――。

一時停止したのに…

父の容体が心配で、急いで車を走らせていた私。とはいえ、法定速度や交通ルールは守り、安全運転を心がけていました。普段通らない交差点に差しかかったとき、一時停止の標識を確認し、しっかり停止して左右を確認。

そのまま発進しようとした瞬間、突然、目の前に人影が飛び出してきました。慌ててブレーキを踏むと、そこにいたのは警察官の制服を着た男性でした。

窓をノックされ、開けると彼は不敵に笑いながら言いました。

「今、一時停止していなかったよね?」

警察官を名乗る男に止められて

突然の言葉に、私は一瞬動揺しました。しかし、警察官にしては言葉遣いが妙に軽く、制服に目をやると、帯革には装備品が一切ついておらず、名札の名前の書体もどこか違和感がありました。

私は深呼吸をして、相手の名札を正面から見ると、そこに書かれていた名前は、見覚えのないものでした。

「どちらの署の方ですか?」

冷静に尋ねると、相手は一瞬言葉に詰まったのです。

私はその様子を見て確信しました。父はかつて交通課に長く勤務し、私にも交通ルールのイロハを厳しく教えてくれた。本物の警察官なら、もっと事務的に、粛々と手続きを進めるはずです。

男の顔色が変わった瞬間

男は「免許証を見せて」と手を出してきました。私は免許証を提示しながら、落ち着いた口調でこう言いました。

「実は、父は交通課で長く働いていたんです。今ちょうど搬送先の病院に向かっているところなので、後で父にも、この件について相談してみます」

その瞬間、男の表情がみるみる変わりました。さっきまで強気だった態度は消え、慌てて私の免許証を突き返してきたのです。

「……もういいです、行ってください!」

男は吐き捨てるように言うと、足早にその場を立ち去っていきました。

後日、男の身元が判明

私は急いで病院へ向かい、父に一部始終を報告しました。

すると後日、私の車のドライブレコーダーの映像などから男の身元が判明し、「反則金」と称してその場で現金をだまし取ろうとする手口で、複数のドライバーを狙っていたことが明らかになったそうです。そして、無事に身柄を確保されたと父から聞きました。

私自身は大きな被害に遭わずに済み、父も大事には至りませんでした。ほっとしたと同時に、どんなに焦る状況でも冷静さを失わないことの大切さを改めて実感しました。

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突然の出来事に巻き込まれると、相手が制服姿であるだけでつい信じてしまいそうになりますよね。しかし冷静に違和感を見逃さず、その場で落ち着いて対応したことが印象的でした。慌てる状況ほど、落ち着いて立ち止まることの大切さを感じさせられる体験談でした。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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