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【有給申請がツライ】「私用って何?」上司の詮索に始まり、長すぎる申請手順に胃が痛い…高すぎる“有給の壁”【作者に訊く】

  • 2026.5.5
所属長、事業部長からの有給許可を取るだけでも胃が痛いのに、さらに車内システムで何人もの許可を取り付けなければならない…。 画像提供:しゃけなかほいさん
所属長、事業部長からの有給許可を取るだけでも胃が痛いのに、さらに車内システムで何人もの許可を取り付けなければならない…。 画像提供:しゃけなかほいさん

自身の妊娠をきっかけに育児や日常をテーマにした漫画を発信している、しゃけなかほい(@syake8989)さん。「ブラック企業シリーズ」は、実体験をベースにしたコミカルな作風で多くの共感を集めている。今回は、有給取得のハードルの高さを描いたエッセイ漫画「【ブラック企業の日常20】限界OL…有給取りにくくて胃が痛い」と、その裏側にあるリアルな心境に迫る。

1カ月前申告から始まる長すぎる有給申請の道のり

【ブラック企業の日常20】限界OL…有給取りにくくて胃が痛い 01 画像提供:しゃけなかほいさん
【ブラック企業の日常20】限界OL…有給取りにくくて胃が痛い 01 画像提供:しゃけなかほいさん
02 画像提供:しゃけなかほいさん
02 画像提供:しゃけなかほいさん
03 画像提供:しゃけなかほいさん
03 画像提供:しゃけなかほいさん

しゃけなかほいさんが勤めていた会社では、有給を取得するためにまず所属長へ1カ月以上前に希望日を伝える必要があった。だが、それで終わりではない。許可を得たあとには申請書を記入し、さらに事業部長へ提出。「私用って何?」と理由を細かく問われる場面もあり、気軽に申請できる雰囲気ではなかった。

その後も社内システムへの入力、チームメンバーからの承認など複数のステップを経て、ようやく有給が成立する仕組みだ。1日休むだけで多くの手間と時間がかかり、「胃が痛い」と感じるほどの負担だった様子が描かれている。

「身内の不幸レベルでないと使えない」有給の実態

実際の心境について、しゃけなかほいさんは「今までで一番有給が取りにくい会社でした」と振り返る。「所属長に『○○日有給いただきます』と伝えるのはわかりますが、そのあとに事業部長へ許可を取り社内システムに入力するので、申請中に仕事が一つ片付きそうなほど時間がかかりました」と語る。

さらに、「身内の不幸などよっぽどの理由でない限り、有給は使えなかったことを覚えています」と明かし、有給休暇が本来の意味を失っていた実態がうかがえる。

共感を呼ぶ“ブラック企業あるある”の数々

有給申請の煩雑さだけでなく、日常の理不尽さをコミカルに描く点も本シリーズの魅力である。しゃけなかほいさんは、スーパーでのクレーマー対応など、さまざまなエピソードも作品として公開しており、多くの読者から共感の声が寄せられている。

一見笑える内容の中にも、働く人なら誰もが感じたことのあるストレスや違和感がにじむ本作。ブラック企業での経験をユーモラスに描きながらも、その裏にあるリアルを浮き彫りにしている。

取材協力:しゃけなかほい(@syake8989)

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