1. トップ
  2. 恋愛
  3. 愚痴のつもりで投げた6文字の投稿。同じグループに彼女がいたことを、俺は完全に忘れていた

愚痴のつもりで投げた6文字の投稿。同じグループに彼女がいたことを、俺は完全に忘れていた

  • 2026.5.2
ハウコレ

大学時代の仲間のグループチャットに、深夜の勢いで投げた一文がありました。それがどれだけ愚かな投稿だったか、俺は彼女からのメッセージで思い知ることになります。

仕事に流された週末

週末に予定していた彼女とのデートを直前にキャンセルしました。急に入った仕事の対応で、どうしても動けなかったのです。「わかった、気にしないで」と返ってきた彼女のメッセージは、いつもより短く感じました。

仕事を終えたのは夜の10時過ぎでした。家に帰ってソファに倒れ込み、ぼんやりスマホをいじっていると、大学時代の仲間のグループチャットが目に入りました。普段は半年に一度動くか動かないかのグループです。こういう場所に、軽く愚痴を流したかったのだと思います。誰にも刺さらない、流れていくだけの場所だと思い込んでいたのです。

軽い気持ちで書いた一行

打ち込んだ文字は「彼女と別れた」でした。本当に別れたわけではありません。喧嘩してちょっと気まずい、くらいの意味でした。友人のひとりが「マジで?」と茶化してくれれば、「いや嘘」と返して終わるつもりだったのです。

送信ボタンを押してから、数秒してから気づきました。このグループに、彼女がいる。大学のサークル時代からの仲間で、彼女とはそこで知り合ったのです。グループメンバーの中に彼女の名前があることを、俺は完全に頭から飛ばしていました。

画面の上の五文字

慌てて取り消そうとしたそのとき、彼女からの返信が表示されました。

「そうなんだ」

そのそっけなさが、かえって恐ろしかった。グループの他の友人たちの既読がぽつぽつとつき、誰も何も書き込めない沈黙が流れていきます。

指が勝手に動いていました。「嘘です。喧嘩しただけです。すみません」。送った直後、自分の情けなさに吐きそうになりました。

そして…

個別のチャットに切り替えて、長い謝罪の文章を書き送りました。返ってきたのは一行だけでした。

「次やったら本当にそうなるよ」

脅し文句ではなく通告だと思いました。彼女は怒っていなかった。怒る前に、心のどこかで線を引く準備をしていたのだと思います。

彼女はどんな顔で読んだのか。二度と、あの場所であの冗談は書けません。書いてはいけないと理解した夜でした。

 (20代男性・営業職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる