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「お前のセンスじゃ売れない」妻の店を否定する夫→夫のスマホ画面に妻が涙した

  • 2026.5.1
ハウコレ

雑貨店を始めて2年。夫にずっと否定され続けながらも、諦めきれずに続けてきました。もう閉めようと決めた夜、偶然目に入った夫のスマホの文字に、涙が溢れて止まりませんでした。

「売れない」が繰り返された2年間

新しい商品を仕入れるたびに夫に見せていた頃は、少しでも反応がもらえると思っていたのです。でも返ってくる言葉はいつも似たようなものでした。

「お前のセンスじゃ売れない」

最初は笑い飛ばすこともできました。でも何度も言われるうちに、その言葉は胸の底に少しずつ積もっていきました。売上が思うように伸びない月は特につらくて、深夜に一人で売上画面を眺めながら、「やっぱりそうなのかもしれない」と思う夜が増えていきました。新しいアイデアが浮かんでも、夫の声が先に頭をよぎるようになっていました。

閉めようと決めた夜

仕入れの出費が追いつかなくなってきた頃、夫に相談しました。「だから最初から言ってたじゃないか」と夫は落ち着いた声で言いました。怒っているわけでも責めているわけでもなく、ただ事実を確認するような口調でした。それがかえって堪えました。

その夜、「もう閉めよう」と心の中で決めました。夫に報告することも、新しい商品を見せることも、もう何もないような気がしていました。唇を噛んで、スマホの電源を切りました。

拾い上げたスマホ

眠れなくて深夜に台所へ水を飲みに行くと、ソファで夫が眠っていました。床に落ちかけているスマホをそっと拾い上げた瞬間、画面が光りました。

開いていたのは職場の同僚とのメッセージ画面。夫が送った文字が目に飛び込んできました。

「嫁の雑貨屋なんだけど、センスいいから一度見てみてよ。リンク貼るね」

目頭が熱くなって、涙がこぼれました。手が震えて、スマホを持っているのがやっとでした。

そして...

「お前のセンスじゃ売れない」と言い続けた人が、他の誰かには「センスがいい」と薦めていた。どちらが夫の本音なのか、私にはわかりません。

でも、閉めようと決めた気持ちは、あの文字を見た瞬間に揺らいでいました。スマホを元の場所にそっと戻して、涙を拭いながら布団に戻りました。朝になっても夫には何も言えなかったけれど、店を閉める気にはなれなくなっていました。

(30代女性・自営業)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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