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「象る」これ、なんと読む? 正しい読み方や例文、言い換えを紹介

  • 2026.5.1
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「象る」これ、なんと読む?

「象る」はなんと読むのでしょうか。突然ですが、正しい読み方のクイズです。

(1)ヒント

「象る」とは、「物の形を写し取ること」または「ある形に似せて作ること」を指す言葉です。

「抽象的な物事を具体的な形に表す」「象徴する」といった意味を持ちます。

日常や商品説明などで、「ハートを○○ったチョコレート」 や「平和を○○ったモニュメント」のように使われることが多い言葉ですが…。

(2)答え

正解は…象る(かたどるです。

「かたどる」という言葉は、なんとなく聞いたことがある! という方もいるのでは? ただ、漢字までは知らなかったという方もいるかもしれませんね。

ちなみに、文脈によっては「模る(かたどる)」と表記されることもありますが、こちらは「あるものの形をまねて、そのままの形に作る」というニュアンスが強くなります。

「象る」を使った例文

「象る」は「かたどる」と読みますが、どんな使い方があるのでしょうか。使用例を見ていきましょう。

(1)雪の結晶を象った繊細なレース模様が、ドレスの美しさを引き立てていた

この例文では、自然界にある美しい形をデザインとして取り入れている様子が表現されています。「象る」とあることで、単に似ているだけでなく、その形を芸術的に写し取っているという美的感覚が強調されます。

(2)この新しいロゴマークは、企業が目指す未来と調和を象っている

この例文は、目に見えない理念や概念を、目に見える形として表現している様子を表しています。「象る」とあることで、抽象的な思想が具体的なデザインへと昇華されていることが伝わりやすいです。

(3)愛を象ったジュエリーを身につけると、不思議と心が満たされる気がした

この例文では、ハートや花などのモチーフが持つ意味を大切にしている様子が表現されています。「象る」は、形そのものだけではなく、そこに込められた意味や願いを含んで表現する際にも使われます。

Wasan Tita / Getty Images

「象る」の言い換え表現はある?

「象る」と似たような意味の言葉を紹介します。関連付けて覚えれば、より知識が定着しやすいですよ。

(1)模る(かたどる)

「模る」とは、あるものの形をまねて、そのような形をつくることを指す言葉です。「象る」が抽象的な意味や芸術的な表現を含むことが多いのに対し、「模る」は「模倣」の字が使われている通り、物理的に形をコピーする、忠実に再現するというニュアンスが強いという違いがあります。

(2)象徴(しょうちょう)

「象徴」とは、形のない抽象的な概念や精神的なものを、具体的な事物によって表すことを指す言葉です。「象る」が動詞として「形づくる行為」に焦点を当てているのに対し、「象徴」はその結果としての「印(しるし)」や「シンボル」そのものを指す場面に使われることが多い言葉です。

最後に

「象る」は「かたどる」と読み、物の形を写し取ること、またはある形に似せて作ることを指す言葉です。例文や言い換え表現を知ることで、さらに語彙が豊かになります。ぜひ覚えて、正しく読めるようになりましょう。

※この記事は2026年5月1日時点の情報です。

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