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「1回やれば免除」のはずが…少子化でまさかの“役員2周目”に突入→疲弊する母の奮闘記が「あるあるすぎて辛い」【作者に聞く】

  • 2026.4.30
【漫画】『子ども会の役員が再び回ってきた話』 画像提供:新庄アキラ(@shinjo_akira)
【漫画】『子ども会の役員が再び回ってきた話』 画像提供:新庄アキラ(@shinjo_akira)

自治会のなかにある子ども会。子どものためとはいえ、親の負担は決して小さくない。自身に起きた子ども会での壮絶な体験を赤裸々に描いたのが、新庄アキラ(@shinjo_akira)さんの漫画『子ども会の役員が再び回ってきた話』だ。

『子ども会の役員が再び回ってきた話』03 画像提供:新庄アキラ(@shinjo_akira)
『子ども会の役員が再び回ってきた話』03 画像提供:新庄アキラ(@shinjo_akira)
『子ども会の役員が再び回ってきた話』04 画像提供:新庄アキラ(@shinjo_akira)
『子ども会の役員が再び回ってきた話』04 画像提供:新庄アキラ(@shinjo_akira)
『子ども会の役員が再び回ってきた話』07 画像提供:新庄アキラ(@shinjo_akira)
『子ども会の役員が再び回ってきた話』07 画像提供:新庄アキラ(@shinjo_akira)
『子ども会の役員が再び回ってきた話』08 画像提供:新庄アキラ(@shinjo_akira)
『子ども会の役員が再び回ってきた話』08 画像提供:新庄アキラ(@shinjo_akira)

長男が小学校に入学した2018年(平成30年)、新庄さんは「兄弟のうち1度役員をやれば免除」という条件と、地域の「圧」もあり入会を決めた。しかし、少子化や途中で退会する家庭の増加により、まさかの役員2周目が回ってくる事態に陥る。「少子化の問題や、抜けたいけれど抜けられない葛藤、個性の強い保護者たちなど、同じ境遇の人なら共感するポイントも多いはず。大変だった経験をあえて笑いに変え、おもしろおかしく描くことにこだわった」と新庄さんは振り返る。

「PTAをやるので無理です」沈黙の3時間を経て決まった暴走会長

次年度の役員決めは波乱の幕開けとなった。集まった6年生の保護者5人のうち、4人は役員経験者。当然、唯一の未経験者が会長を引き受ける空気が流れたが、その1人から「来年度は学校のPTA役員をやるのでできません」と衝撃の発言が飛び出す。PTA役員は子ども会役員を免除されるという規定があり、残された4人は絶句した。

誰も名乗りを上げず、気まずい沈黙が続くこと3時間。最終的にあみだくじで選ばれたのは、破天荒な性格の松子さんだった。会計として「穏便に1年を終えたい」と願う新庄さんの淡い期待は、松子さんの「盛りだくさんのイベントで子ども会を盛り上げる!!」という宣言によって打ち砕かれる。月1回の企画開催が決まり、予想以上の重圧が新庄さんにのしかかった。松子さんは実在の人物をモデルにデフォルメしており、「周囲を振り回すが、どこか憎めないキャラクターになるよう工夫した」という。苦労の連続だったが、楽しそうに笑う子どもたちの姿に、最後は「すべてが報われた」と感じたそうだ。

「子ども会はいらない?」トラブルの温床を変えるための提案

子ども会の存在意義について、新庄さん自身は「いらない派」という立場を取る。「毎年耳にするのは親同士のトラブルばかり。30年前から運営方法が変わらず、『自分たちの代で変えるのは避けたい』という前例踏襲の空気が原因の1つではないか」と鋭く指摘する。

一方で、地域交流や子ども同士のつながりそのものには価値を感じている。「負担を減らし、もっと気軽でカジュアルな形に変えていけるなら、子ども会も『アリ』なのかもしれない」と、未来への展望を語った。

現在は本作のほか、電子書籍『家を建てたら自治会がヤバすぎた』『転職したら職場がヤバすぎた』なども展開している。「生きていると事件ばかり起きるが、クヨクヨせず笑いに変えて楽しく過ごせるよう、日常漫画を描いている。30代、40代の読者に共感してもらえる内容だと思うので、ぜひ読んでほしい」と結んだ。

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