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「あんたみたいな娘はいらない」そう言った母が、老後は私と同居したいと言い出した話

  • 2026.4.29

筆者の友人・H美は2人姉妹。しかし、幼い頃から妹だけが可愛がられ、自分に対しては常に冷たい態度をとられていたそうです。自分の想いをぶちまけたH美に母親が放った暴言。H美は言いようのない孤独感の中で生きていました。

画像: 「あんたみたいな娘はいらない」そう言った母が、老後は私と同居したいと言い出した話

あんたはいらない

私は5歳年下の妹との2人姉妹です。
小さい頃から母は妹ばかりを可愛がり、子ども心にも寂しい思いをしていました。
父は分け隔てなく接してくれていましたが、母はまるで私がいないかのような態度をとり続けていたのです。

私が中学生になった頃、母と喧嘩になり「どうしてY美(妹)ばかりを可愛がるの?」と言ってしまったとき、母が言ったのは「あんたみたいな娘はいらない」というとんでもない一言。
母への反感から私は高校卒業と同時に就職し、寮に入るために家を出ました。
そのときも「出て行ってくれてやっとせいせいするわ」と言われ、心底傷ついたのです。

父の葬儀

その後、妹は結婚して独立。
父が病気で他界したとき、久しぶりに母と顔を合わせました。

母は葬儀が終わると「お父さんのことが大嫌いだった。浮気はするし、お金にはだらしないし」と文句を言い始めました。
葬儀が終わって間もないのに、何てことを言うんだろうと思っていた私。
そして母は私に向かって「あんたは顔がお父さんにソックリ! だから好きになれなかったのよねぇ」と言ったのです。

勝手すぎるお願い

私にさんざん文句を言い、悪態をついてきた母。
「好きになれなかった」などと暴言を吐いていたのに「私は一人になっちゃった。Y美はお姑さんたちと同居してるから無理。あんたは一人なんだから同居させてよ」と言い出したのです。

確かに妹は義実家で同居をしているため、母の居場所はありません。
自分勝手すぎる母の言い分に、さすがの私も呆れ果ててしまいました。

私に言わないで

さんざん差別をされ、大嫌いだったとまで言ったくせに、同居をしたいと言い出した母。
私はどうしても今までのことを許せず「私に言わないでよ。嫌いなんでしょ」と言うのが精いっぱいでした。

父が原因で、母自身がストレスでいっぱいいっぱいだったことには同情します。
でもだからといって子どもは自分の所有物ではないのに、父に似ているという理由だけで虐げられたことはどうしても許せません。

これから先も、母を許すことはできないでしょう。
未だに同居の打診が来ていますが、私は断り続けています。

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業しOLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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