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「なぜか部屋がダサい?」家具にこだわった人が見落としがちな“インテリアの盲点”

  • 2026.5.24

皆さま、こんにちは。二級建築士・インテリアコーディネーターの桐野由衣です。

インテリアにこだわったはずなのになぜかダサく見える…意外と多く寄せられるこの悩み、実はファブリックの活用でスピーディーに解決できるってご存じでしたか?

買い替えしにくい家具とは違って比較的手軽に交換できるため、大がかりな模様替えをしなくてもインテリアをセンスアップできます。

今回は、ファブリックを使ってダサインテリアから脱却するための見直しポイントと、おしゃれに見せる使い方のコツを解説します。

ファブリックとは?

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出典:PhotoAC ※画像はイメージです

「ファブリック」(Fabric)は、布や織物を意味する英語です。

「生地」「素材」という意味もありますが、インテリアの世界では、カーテンやクッションカバー、ソファカバー、ラグなど布でつくられたインテリア製品全般を指します。

ファブリックでインテリアがセンスアップできる理由

ファブリックはサイズや素材、色が豊富で、インテリアテイストに合わせて選択しやすいのが大きな特徴です。

カーテンやソファカバーなど、部屋の中である程度の面積を占めるアイテムは部屋全体の雰囲気を左右するだけの影響力を持ちますし、ランチョンマットやクッションカバーなどは面積が小さいものの、ビビッドなカラーや繊細な柄のアイテムを選ぶと空間のアクセントとなり、個性を表現できます。

しかも季節や気分に合わせて手軽に差し替えられるので、家具とは違い「いったん合わせてみる」「試してみる」というアレンジ性の高さも魅力ですよね。

さらに、インテリアを考える時は見た目という視覚要素を重視しがちですが、満足度をより高めるなら触感も見逃せません。

人が直接触れて使うパターンが多いため、求めた感触が得られると快適性に直結します。もふもふで気持ちいい肌触りのソファなら、ずっと座っていたいと思いませんか?

ファブリックは、好みの触感を得られるお気に入りのインテリアを構成するために活用しやすいアイテムなのです。

種類別・ファブリックでセンスアップする方法

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出典:PhotoAC ※画像はイメージです

1枚で手軽に部屋の印象を変えられるのがファブリックのよさ。

ファブリックの種類別に、インテリアをセンスアップする方法をご紹介します。

カーテン

ファブリックの中でも大きな面積を占めるアイテムだけに、部屋の印象を大きく左右するという点を意識することが大切です。

たとえばナチュラルテイストのインテリアなら白やベージュ、グリーンなど、モダンテイストのインテリアならブルーやグレーなどインテリアテイストに合った色や柄を選びましょう。

個性を出したい場合は、カーテン本体はシンプルな無地にしてデザイン性の高いカーテンタッセルをアクセントにする方法だと失敗しにくいですよ。

布団カバー・マットレスカバー

ベッドサイズによってはカーテンに匹敵するサイズなので、色や柄をよく検討して選ぶことが大切です。

おしゃれに見せたいなら、布団カバーやマットレスカバーを濃紺やダークグレーといった濃い色にするのもあり。寝室に適した落ち着いた雰囲気を演出しやすいです。

ソファカバー・クッションカバー

ソファカバーも比較的面積が大きいファブリックなので、カーテンと同様にインテリアテイストに合わせた色や柄を選んでください。カーテンの色とそろえるのがもっとも簡単でまとまりやすい方法です。

ソファ周りに置くクッションのカバーは、ソファカバーをベースに考えます。ソファカバーが無地ならクッションカバーは柄、ソファカバーが柄ならクッションカバーは無地にするとバランスを取りやすいです。

ソファがレザーなどソファカバーが不要な場合や、ソファの張地自体がファブリック仕上げになっている場合は、マルチカバーをかけると印象が変わりますよ。

ラグ

カーテンやソファ、照明器具のシェードなど、部屋にあるインテリアアイテムに入っている色とそろえると統一感が出せます。

落ち着いた雰囲気を出したいなら長方形、やわらかい雰囲気にしたいなら円形や楕円形など、形にもこだわってみましょう。

ダイニングテーブルまわり

ダイニングテーブルまわりはファブリックの使用頻度が高い場所です。

木やガラスなど、ダイニングテーブル本体の素材をそのまま見せるのもおしゃれですが、食器やカトラリーが当たって小さな傷が入るのを避けたいなら、テーブルクロスやランチョンマットを使うといいでしょう。

交換しやすいアイテムなので、シンプルな無地のテーブルクロスに同系色で濃い色のテーブルランナーを重ねてグラデーションを楽しんだり、ダイニングチェアの座面の張地と同じ色のテーブルクロスでまとまりを出したり、いろいろ試してみましょう。

ハロウィンやクリスマスといった季節のイベントに合わせてアレンジするのも楽しいですね。

「ファブリックを選ぶ段階から難しそう」と感じたら…

同じ色でまとめてもよし、同系色で濃淡を出したグラデーションで立体感を出すもよし、面積が小さいファブリックなので多少大胆な色を選んでも大丈夫。

ただし、部屋のインテリアテイストに合う色を意識して選んでくださいね。

注目!2026年のトレンドカラーを取り入れてみよう

手軽にインテリアをイメージチェンジするのなら、2026年春夏のトレンドカラーのファブリックを取り入れるのもよさそうです。

ファッション界では、甘さを抑えて洗練された雰囲気を出せる「ダスティローズ」や上品さがあふれる「サンドベージュ」、爽やかで知的な印象の「アイスブルー」、鮮やかながらぬくもりを感じさせる「マンダリンオレンジ」などがトレンドカラーとしてランウェイで注目されていました。

トレンドカラーで遊び心を加えてみてはいかがでしょうか。



ライター:桐野由衣
住宅設備メーカーや住宅コンサルタント会社、大手リノベーション設計会社にて新築分譲マンションの設計変更、戸建住宅・オフィス・医療施設等の設計およびインテリアコーディネートに携わる。
建築関連分野の記事執筆・校正校閲・監修業務、企業研修講師、インテリアコーディネーター資格対策テキスト監修、工務店の施工事例集ディレクションなどの実績も多数。


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