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震災で祖母を亡くし「遺体処置」ができない看護師→担当した遺族の“一言”に涙が止まらない【作者に聞く】

  • 2026.4.26
「エンゼルケアができなくなった私に…」01 画像提供:ナース専科
「エンゼルケアができなくなった私に…」01 画像提供:ナース専科

幼少期から絵を描くことが大好きで、漫画家として活動するアヤさん。現在は看護師・看護学生向けの総合Webメディア「ナース専科」にて、看護師のエピソードを基にした漫画を連載中だ。今回は、同メディアで公開された作品「エンゼルケアができなくなった私に…」を紹介するとともに、震災時も現場で働き続ける看護師の使命や、自身の災害対策についてアヤさんに話を聞いた。

「エンゼルケアができなくなった私に…」01 画像提供:ナース専科
「エンゼルケアができなくなった私に…」01 画像提供:ナース専科
02 画像提供:ナース専科
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03 画像提供:ナース専科
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震災の悲しみと、癒えない後悔の念

2011年(平成23年)3月11日。東日本大震災による津波は、アヤさんの祖母が営んでいた理容室をも飲み込み、最愛の祖母はこの世を去った。当時、看護師として働いていたアヤさんは、祖母の訃報を耳にしながらも、被災状況下の現場でひたすら患者のために動き続けるしかなかった。

葬儀を終えたあとも、心の傷は癒えなかった。祖母に何もできなかったという深い悲しみと後悔から、亡くなった患者の遺体を整える「エンゼルケア」に携わることができなくなってしまう。自分を責め、思い詰める日々が続いていた。

偶然が導いた、亡き祖母からのメッセージ

転機は、同僚の真摯な説得だった。再びエンゼルケアに向き合う決意をしたアヤさんが、ある患者のケアを担当したときのことだ。付き添っていた遺族が、「津波で流された地区に親族がいて、小さな床屋によく通っていた」と語り始めたのだ。

驚くべきことに、その親族が通っていたのはアヤさんの祖母の理容室だった。偶然にも祖母を知る人と巡り合った奇跡に、遺族も涙を浮かべて喜んだという。この出来事を通じ、アヤさんは「看護師を続けなさい」という祖母からの無言のメッセージを受け取ったように感じたのだ。

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