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平日開店前から行列。発寒の「札幌麺屋 美椿」は、なぜ愛されるのか【西区】

  • 2026.6.4

平日なのに並ぶ、その理由

札幌で味噌ラーメンを食べるなら、結局どこがいいのか問題。

超有名観光店も悪くないけれど、地元民が平日の開店前から並ぶ店には、やっぱり理由がある。

今回訪れたのは、西区発寒にある麺屋 美椿。

訪問したのは平日の開店前。それなのに、すでに行列ができていた。

観光客だけではなく、近所の常連らしき人、仕事途中のサラリーマン、ラーメン好きそうな若者まで混ざっている。

「あ、ここは地元に本気で愛されてる店だな」

そんな空気が並んでいるだけで伝わってくる。

出典:リビング札幌Web

人気店なのに、空気がやさしい

最近の人気ラーメン店って、ちょっと“修行感”が強いところもある。

食券を買い、無言で並び、セルフで水を取り、謎のルールを空気で読む――。

美味しいのはわかるけれど、ちょっと肩に力が入る店も少なくない。

でも、美椿は違う。

店員さんが席を案内してくれて、注文も丁寧に聞いてくれる。

人気店なのに、空気が柔らかい。店内もどこか落ち着いていて、「急いで食べて帰れ!」という圧がない。

こういう居心地の良さって、意外と味の印象まで左右する。

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

主役級なのに出しゃばらない、森住製麺の麺

注文したのは、味噌ラーメンに味玉トッピング。

着丼した瞬間、中央の生姜、キラリと光るラード、整った盛り付けに「これは丁寧な一杯だ」と確信する。

そして驚いたのが麺。

見た目は王道の札幌縮れ麺。森住製麺とのこと。これが絶妙だった。

プリッとして硬め。

ツルツルっと喉越しがいい。

さらに噛むと、ほんの少しゴツッとした食感もある。

食感の情報量が多いのに、全然うるさくない。

札幌ラーメンの麺って、ときどき「俺が主役だ!」と前に出すぎることもある。

でも美椿の麺は、スープをちゃんと引き立てながら、自分の存在感もしっかり残す。かなり仕事のできるタイプだ。

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

濃厚なのに重くない、姿勢のいい味噌

味噌スープも実にバランスがいい。

濃厚なのに、くどくない。重そうに見えるのに、意外と最後までスルスル飲める。これは中央の生姜がかなり効いている。

後半になるほど、生姜の爽やかさがじわっと効いてきて、口の中をリセットしてくれるのだ。

札幌味噌ラーメンって、ときどき“ラードと塩分のパワープレイ”になることもある。

でも美椿は違う。しっかり濃厚なのに、どこか上品。

ラーメンなのに、妙に姿勢がいい。

出典:リビング札幌Web

味玉を入れた人だけが見える景色

そして今回のMVPは、やっぱり味玉。

黄身はねっとり濃厚。後半で崩すと、味噌スープにコクが足されて急に味がまろやかになる。

生姜のキレと黄身の甘み。

このバランスが最高だった。

正直、途中から「スープ飲みすぎだな」と思いながらもレンゲが止まらない。

身体にはたぶん怒られる。でも、美味しいものって、そういうものだ。

出典:リビング札幌Web

“また行きたい”が自然に生まれる店

ラーメンって、味だけじゃない。

店の雰囲気、接客、空気感、食べ終わった後の満足感、全部込みで「また行きたい店」になる。

美椿は、まさにそんな店だった。

札幌で味噌ラーメンを食べたい。でも、ただ濃いだけじゃ物足りない。そんな人におすすめしたい一杯。

上品なのに、ちゃんと中毒性がある。

平日開店前の行列は、やっぱり伊達じゃなかった。

少し歩くが店の裏手に広い駐車場あり!

店の前だけだと駐車のハードル高かった、この気づかいもやさしい。

出典:リビング札幌Web
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