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掃除は好きでも、整理整頓は苦手……生前に物を捨ててこなかった母の遺品に大苦戦!【著者インタビュー】

  • 2026.4.23

【漫画】本編を読む

同居していた80代の母が亡くなり、遺品を整理することになった漫画家の堀内三佳さん。母が気に入っていたものから車椅子、仏具、仕事道具など多岐にわたるものを片付けている間に生まれたのは、母への後悔、そしてそこから得た教訓だった――。実際に母の遺品を整理した体験を綴ったエッセイ漫画『母の遺品整理で学んだ人生を軽くする方法』(竹書房)。その中で経験した物理的な困難から、もう届けられない母への想いまで。感じたこと、そしてそれを「人生を軽くする方法」と題して届けようと考えた経緯を堀内さんに伺った。

――お母さまは足腰が弱く、車椅子を利用していたというエピソードも本作では描かれていましたが、生前はどのくらい動けていたのかを教えてください。

堀内三佳さん(以下、堀内):母はもともと針仕事をずっとしていて、あまり歩かない生活を送っていました。母が亡くなる12年前に父が亡くなったのですが、そこからは本当に外に出なくなってしまって。骨も弱って、車椅子が手放せなくなりました。最後はコロナにかかって入院したのをきっかけに、病院で亡くなりました。

――お母さまには午前2時半からお掃除をされるルーティンがあったと描かれています。きれい好きな方だったのでしょうか?

堀内:きれい好きでしたね。特に拭き掃除が好きで、別々に暮らしていたときも我が家の床を全部掃除してくれたことがあります。お洗濯も大好きで、1日に6回ぐらい回していたと思います。

――それでも亡くなった後は遺品整理が大変だったのでしょうか?

堀内:汚れをきれいにするという意味ではきれい好きでしたが、整理整頓はあまり好きではなかったんだと思います。物を捨てない、スーパーの袋を溜めこむタイプというか。細々としたものが好きだったし、物に囲まれている方が落ち着く性分でもありました。私からしたら「これはちょっと物を減らした方がいいな」と思うものも、母はまったく思わず。生前はなかなか整理整頓が進みませんでした。

取材・文=原智香

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