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激混みデパートで、家族に置き去りにされた3歳児。「ぼくのママって」まさかの『大人びたボヤき」に脱帽

  • 2026.4.23

ゴールデンウィークの混雑したデパートで、家族とはぐれそうになった男の子と出会い、そのときに聞いた思いがけないひとことが忘れられなくなった筆者の経験談です。

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

ゴールデンウィークのデパートは大混雑

人でごった返すゴールデンウィークのデパートで、幼稚園児の息子と手をつないで歩いていたときのことです。
どこの売り場も人でいっぱいで、エレベーターは長蛇の列。私たちは下の階へ行こうと、エスカレーターに向かっていました。人の流れに乗りながら進んでいくのは、小さな子ども連れにはなかなか大変です。

ひとりぽつんと立ち尽くすのは……

私たちの前には、お母さんと小学校低学年と高学年ぐらいの男の子2人の親子が歩いていました。
お母さんと大きいお兄ちゃんが先に下りエスカレーターに乗ったのですが、ちょうど人の流れが重なったせいか、年下の男の子だけがタイミングを逃してしまったのです。
気づいたときには、お母さんとお兄ちゃんだけがどんどん下へ降りていき、男の子はその場に立ち尽くしていました。

ぽろりと出た言葉

小さな子どもにとって、家族とはぐれそうになる瞬間はとても怖かったのでしょう。私は思わず「一緒に行こうか」と声をかけ、男の子と一緒にエスカレーターに乗りました。
すると男の子が、ぽつりとひとこと。
「ぼくのママ、自由すぎでしょ!ぼくを置いてくなんて」
あまりにも大人びた言い方に、一瞬驚いてしまいました。

忘れられない小さな名言

エスカレーターの先では、お母さんがしまった!という心配そうな顔でこちらを見て、「大丈夫?」と声を掛けています。
すぐに男の子は無事にお母さんのもとへ戻り、ほっとした様子でした。もちろん、混雑した場所では子どもの手を離してはいけないなと改めて思ったのですが、それと同時に、あの男の子のひとことがあまりにも印象的で、今でも忘れられません。
あのときの真剣な顔と、「自由すぎでしょ」という言葉から、小さな子もしっかりと自分の感覚を持っているんだなと感心した出来事でした。

【体験者:40代、筆者、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:M.Noda
家族との何気ない日々や子育ての経験が「誰かの力になれば」とライター活動をスタート。事務職で培った「正確さ」と、主婦・母としての「リアルな視点」を武器に、家族や義実家、人間関係の悩みに向き合う。自身の体験をベースにした共感度の高いエピソードを大切に、読者の心にそっと寄り添うコラムを執筆中。

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