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7歳男子「この人はママじゃない!」私を避ける夫の連れ子。ママ友「実は…」思わぬ本音に涙がとまらない

  • 2026.4.22

私が結婚した相手は、7歳の男の子を育てるシングルファーザーでした。夫の仕事が多忙だったため、私は息子のサポートに専念するべく、仕事を辞めて家庭に入りました。周囲からは「いきなり小学生の親になるのは大変だ」と心配する声もありましたが、焦らず時間をかければ、きっとうまくやっていけると信じていたのです。

しかし、一緒に暮らすようになってから、積極的にコミュニケーションを取ろうと歩み寄っても「この人はママじゃない!」と、なかなか心を開いてくれませんでした。休日に家族でレストランへ食事に行こうと誘っても「行きたくない」と拒否される日々。いつかは打ち解けられるはず……という希望と、本当に家族になれるのだろうかという不安が行き来していました。

精いっぱいの愛情を…

頑なに私を認めてくれない様子を見て、元妻の存在が息子の中でとても大きいのだろうと思っていました。しかし、夫に話を聞けば、元妻は息子のことを放っておいて遊びまわるような人で、家を空けがちだったというではありませんか。結局、浮気相手と逃げてしまい、後からサイン済みの離婚届が送られてきたといいます。

寂しい思いをしてきたであろう息子の過去を知り、私はここで諦めるわけにはいかないと強く思いました。息子が心から安心できるよう、精いっぱいの愛情を注ごうと決心したのです。

そんな折、息子が学校から1枚のプリントを持ち帰ってきました。そこには「給食室の設備点検のため、来週から3日間はお弁当を持参してください」と書かれています。

私は張り切ってお弁当を作ろうと、息子にお弁当のリクエストを聞いてみました。ところが、息子は「何でもいい」と相変わらずそっけない返答。それでも喜んでもらいたい一心で、夫に息子の好物を聞き、腕によりをかけてお弁当を作ることにしました。

お弁当完食!

お弁当1日目。帰宅した息子に感想を聞くと、「別に……」と目を合わせずに言われました。口に合わなかったかもしれないと不安に思いつつ、シンクに出されたお弁当箱を洗おうと開けてみると、中は空っぽになっていました。

もしかしたら喜んでくれたのかもしれないと、少しうれしくなりました。無理して食べたのではないかと心配しつつ迎えた2日目も、お弁当箱はきれいに空になっていました。残すところ、あと1日です。

お弁当最終日の前日、息子の大好物であるミートボールを作ろうとスーパーへ買い出しに出かけると、近所に住む同級生親子に偶然出会いました。子ども同士がよく一緒に遊ぶ仲で、私も何かと相談を聞いてもらっていたお母さんです。立ち話をしていると、そこで思いがけない話を聞きました。

その同級生のお母さんは、息子がお弁当の時間に「ママのお弁当はおいしい!」と話していたことをお子さんから聞いたそうです。また、普段の食事についても「家のご飯がおいしいから、外で食べるより家で食べたい」と言っていたとも聞かされました。

レストランに行こうと誘っても頑なに拒否されていたのは、私を避けていたからだけではなく、そんな理由もあったのかもしれないとハッとしました。思わず泣きそうな顔をしていると、同級生のお母さんはやさしく微笑んで次のように言いました。「これからもっといいことがあるかもね!」……どういうことなのか、そのときはまだわかりませんでした。

最高のプレゼント

そして迎えたお弁当最終日。私は心を込めてミートボールのお弁当を作りました。放課後、息子が持ち帰ってきたお弁当箱を開けると、中には折りたたまれた小さな手紙が入っていました。そこには、「ママになってくれてありがとう」と書かれたメッセージカードが入っていたのです。

ちょうどその後、スーパーで会った同級生のお母さんからメッセージが届きました。実は、息子は学校で「本当はうれしいけれど、恥ずかしくて素直にママと呼べない」と同級生たちに相談していたそうです。それを聞いたクラスメイトたちが一丸となって、「お弁当箱に手紙を入れる作戦」を考えて背中を押してくれたのだと教えてくれました。

不器用ながらも伝えてくれたその言葉は、私にとって最高のプレゼントになりました。あれから3年が経ち、今ではわがままや反抗もちらほら見られるようになりました。それも私を信頼し、甘えてくれている証拠だと受け止めています。どんなときも変わらず、息子に愛情を注ぎ続けたいと思います。

◇ ◇ ◇

子どもは複雑な感情をうまく言葉にできず、つい不器用な態度をとったり反発したりすることがあります。だからこそ、表面的な態度だけで判断せず、その裏にある本当の気持ちを想像して、揺るぎない愛情で見守ることが大切なのでしょう。

親からの変わらぬ愛情を感じてこそ、子どもは安心して心を開けるのだと思います。親として壁にぶつかったときこそ、目に見える反応に一喜一憂せず、子どもの複雑な思いにそっと寄り添いながら、ゆっくりと関係を築いていきたいですね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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