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塩パン&塩ソフトの「無限ループ」で10倍超の客…新幹線駅のマチに車で人が集まるしかけ

  • 2026.4.20

開業10年の現在地

北海道新幹線が開業して10年。
道内には、2つの新幹線駅ができましたが「それぞれの今」を取材しました。

新函館北斗駅前に来てみると、目の前にはホテルはあるものの、周辺の景色は10年前と比べ、大きな変化はありません。

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北海道新幹線の開業で、かつての田園地帯は駅前の一等地になりました。
しかし、再開発地区はまだ空き区画が目立ちます。

駅前への進出状況について、北斗市の池田達雄市長は「駅前には約15社進出しています。多いか少ないかと言われれば、やっぱり札幌開業が実現しないと、新函館北斗駅の効果は100%発揮できないだろうと思っています」と話します。

駅前のにぎわいづくりの課題の理由には、できるだけ早く最終目的地を目指すという新幹線の特徴にあります。

終着駅の乗り換え時間は15分ほどと短く設定されているので、多くの利用者は、駅から外へ出ないのです。

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3月24日、実際に記者が数えてみると、午後3時すぎ着の新幹線の利用者は、約130人でした。このうち110人は、まっすぐ在来線の乗り換え口に向かい、新函館北斗駅で降りたのは20人ほどでした。

これからの観光のあり方について、池田市長は、「函館で1泊2日の旅行ではなくて、渡島・檜山・道南を2泊、3泊、4泊するような観光をつくり上げていきましょう」と呼びかけます。

塩パンで激変したマチ

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一方、こちらは江戸時代から続く「寒中みそぎ祭り」のマチ、木古内町です。
道の駅の人気グルメは「塩パン」と「塩ソフト」。どちらも選び切れません。
しょっぱい、甘いの無限ループです!

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木古内町は、新幹線の開業に合わせて10年前に木古内駅前に「道の駅」を整備しました。

地元の海の塩を使った塩ソフトや塩パン効果もあって、マチを訪れる観光客は新幹線開業前の6万人から70万人にまで増えました。

「飽きないような仕掛けが必要」と集客の秘訣を教えてくれたのは木古内公益振興社の北島孝雄代表理事。

来てくれるお客さんは約9割が車で道外からのお客さんが約3分の1だといいます。

週末の駐車場を眺めてみると、新幹線の利用客よりもマイカーでやってくる道南エリアの地元客が目立ちます。

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駅前の施設整備の狙いについて、木古内町まちづくり未来課の大山格臣主査が話します。

「桜の時期に車で移動される方が多かったので、函館方面から松前方面へのちょうど中間地点に木古内町がある。立ち寄ってご利用いただくことを想定して、飲食店やお土産品を購入いただける施設を整備した」

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人の流れを変え、マチのカタチも変える新幹線。
この先、札幌まで延びればその通り道のマチは、新幹線効果を取り込む知恵も試されることになります。

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年3月24日)の情報に基づきます。

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