1. トップ
  2. 毎年恒例の一大写真イベント「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」が2026年も開催! 明日4月18日から

毎年恒例の一大写真イベント「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」が2026年も開催! 明日4月18日から

  • 2026.4.17
Hearst Owned

世界屈指の文化芸術都市、京都を舞台に開催される「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。第14回となる今年は明日4月18日(土)から5月17日(日)にかけて、京都の街全体を舞台に開催されます。2026年は「EDGE(エッジ)」をテーマに、市内の全12会場で14の展覧会がオープンするほか、マスタークラスやポートフォリオレビュー、多彩なイベントが予定されています。

「KYOTOGRAPHIE 2026」のテーマは「エッジ」

《<em>The Queen’s Speech</em>》2023年 (C)Thandiwe Muriu, Courtesy 193 Gallery

国内外の気鋭の写真家による展示を中心に、さまざまなイベントや教育プログラムを展開する、国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE」。実験的な視覚表現や社会的かつ歴史的な周縁、都市やテクノロジーの臨界点、そして人類が自然と向き合う姿など、多様な視点が写真作品を通じて交差するアートイベントです。

2026年は、捉えどころがなく常に変化を続ける「エッジ」がテーマ。緊張感や瀬戸際の不安定さ、新しい先端を行く決意など、不確実でありながら同時に可能性の生まれる、「エッジ」という言葉から連想させる新たな感覚が模索されます。

ハイライトのひとつは南アフリカの芸術を紐解く3世代のアーティストによる作品

《<em>Gladys</em>》2022年 (C)Lebohang Kganye

メインプログラムのハイライトのひとつは、3世代のアーティストが南アフリカの歴史と写真表現の豊かさを体現するプロジェクト「South Africa In Focus」です。レボハン・ハンイェ(展示:Presented by DIOR)、アーネスト・コール、ピーター・ヒューゴそれぞれのアーティストが個展を展開し、独自の表現力によって生み出した作品群から、南アフリカの視覚芸術の歴史や多様性が現代の視点で紐解かれます。

また、ケープタウンを拠点とするA4 Arts Foundationとのコラボレーションも実現。ショーン・オトゥールがキュレーションしたフォトブック・コレクションの展示では、多彩なプログラムと共に、南アフリカの文化的かつ政治的な歴史深い背景への理解を深める機会が創出されます。

ネルソン・マンデラの曾孫らが参加するシンポジウムも
Hearst Owned

南アフリカの黒人初の大統領となった、ネルソン・マンデラの曾孫であるシヤブレラ・マンデラを特別招聘した関連イベントも展開。南アフリカのジャーナリストのジリアン・ウルフがモデレーターを務めるシンポジウムに、3世代の作家とキュレーターと共に、シヤブレラ・マンデラも登壇します。シンポジウムの後には、南アフリカのミュージシャンMsaki×Tubats(iムサキ×トゥバツィ)によるパフォーマンスも。

「South Africa In Focus シンポジウム」
日程/2026年4月19日(日)
会場/東本願寺視聴覚ホール(新参拝接待所)
時間/13:00開場、13:30~15:30
料金/無料
予約/公式サイトより事前予約要

体験型の多彩なプログラムを展開

(C)Hiroshi Yamauchi, KYOTOGRAPHIE 2025

展覧会だけでなく、トークショーやワークショップ、参加型プログラムなど多彩なイベントが開催されるのも「KYOTOGRAPHIE」の魅力。年齢や職業にかかわらず、あらゆる人が楽しめるコンテンツが繰り広げられ、会期中は京都の街全体が「写真の学びの場」になります。出展アーティストから直接写真について学ぶことができる「マスタークラス・プログラム」もそのひとつ。

(C)Yohan Nieto, KYOTOGRAPHIE 2025

「KYOTOGRAPHIE フォトブックフェア」は、フォトブックに特化した新たなプラットフォームとして今年から「KYOTOGRAPHIE」の中核をなす公式プログラムに加わります。5月9日(土)、10日(日)にロームシアター京都パークプラザ3階にて実施され、日本国内外から40以上の出版社やアーティスト、ブックメーカーが出展します。

(C)2025 Naoyuki Ogino

国内外の写真業界の第一人者たちが一堂に集結し、選考を通過した参加者と1対1のセッションをする「インターナショナル・ポートフォリオレビュー」(Supported by Fujifilm)は、毎年開催される人気コンテンツ。個別のフィードバックを受けることができるほか、ネットワークを広げる機会にもなります。

2025年のキッズエキシビションの展示風景 (c)Takeshi Asano-KYOTOGRAPHIE2025

「キッズプログラム」はさまざまな会場やプラットフォームで展開され、子どもたちとその家族にユニークな芸術体験の場を提供。本年の新たな試みとして、メインプログラムから厳選された作品を、分かりやすく学びながら紹介する展示プログラム「KODOMOGRAPHIE」も開催されます。教育機関との提携プログラムの成果として、ファイナリストの写真を紹介する「キッズコンペティション展」も。

(C)Takashi Hokoi=Windgraph

そして、新たな写真家やキュレーターの発掘や支援を目的とした公募型フォトフェスティバル「KG+」も実施。京都市内の約150会場で200以上の展覧会が開催され、これからの活躍が期待される300名超のアーティストが参加します。

歴史ある3つの建物が展示会場に!

Hearst Owned

ここでは、メインプログラムの会場から、3つの趣ある会場をご紹介します。1930(昭和5)年に真宗大谷派関係の宿舎として竣工され、現在は通常非公開となっている「重信会館」。こちらではフランス人ユニットのイヴ・マルシャン&ロマ・メェッフェルが、近代の廃墟を写した大判作品に加え、大型カメラで撮影した写真でパリを撮影した作品にAI技術を組み合わせたシリーズと、京都の街並みにAI技術を組み合わせた新作が発表されます。

(C)Takeshi Asano - KYOTOGRAPHIE

京都で最も大きな寺院のひとつ「東本願寺」の大玄関では、レボハン・ハンイェ(Presented by DIOR)の展示シリーズがお目見え。日本で初となる大規模個展です。通常は公開されていない壮麗な空間で作品を鑑賞できる貴重な機会に。

(C)Takeshi Asano - KYOTOGRAPHIE

3つ目の会場は、1806年に創立した学問所の址に建つ歴史的建造物「有斐斎 弘道館」。こちらでは精神性や自然をテーマとしたジュリエット・アニェルによる詩的かつ親密なインスタレーション(Presented by Van Cleef & Arpels)が展開されます。

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2026」は明日から1カ月開催

8つの国と地域から14組のアーティストを迎え、多彩なプログラムが展開される「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2026」。写真を通して建築や歴史などにも造詣を深められる同フェスティバルを通して、京都の新たな魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2026」
会期/2026年4月18日(土)~5月17日(日)
会場/京都市内各所
料金/一般¥6,000、学生¥3,000、エクスプレスパスポート¥15,000
※ エクスプレスパスポートは、列に並ばず入場でき、何度でも鑑賞できる会期中有効のドネーション・チケットです。
TEL/075-708-7108(KYOTOGRAPHIE Office)
URL/www.kyotographie.jp

元記事で読む
の記事をもっとみる