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「お前は電車な」義両親との旅行当日、妻より義母の荷物を優先した夫。旅館に着いた3人が青ざめたワケ

  • 2026.4.14

私は夫と2人暮らし。夫は義父母と仲良しで義実家で食事をする日もあります。ですが、その食事に私は呼ばれません。どうやら義母は私のことを好きではないようで……。

「息子に送ったから」義母の荷物にモヤッ

ある日、義母から食材の詰め合わせが届きました。中にはカニやウニ、カキなど、高そうなものがいくつも入っていて、夫は大喜び。「今夜はそれで夕飯作ってよ」と、すっかり浮かれた様子でした。

けれど私は、その食材を見てもまったくうれしくありませんでした。なぜなら義母から連絡があり、「息子に送ったものだから、勝手に食べないでね」とはっきり言われていたからです。

あまりにも露骨な言い方に傷ついて夫に伝えると、夫は笑いながら「母さんって一言余計なんだよな」「まぁ、いつものことだろ」と軽く受け流しました。さらに、「歴代の彼女にもこんな感じだったから」「お前はまだ慣れてないだけ」と言うのです。

慣れの問題ではないと思うのですが……それでも夫は、「母さんは俺のことが好きすぎるから」「子離れできていないんだろうな」と笑って済ませようとしたのです。私は納得できず、その日は義母から届いた海鮮を調理するのをやめました。

温泉旅行で関係修復? ところが当日…

そんなある日、夫から来月の連休に家族旅行をしないかという話が出ていると聞かされました。どうせ私は呼ばれないのだろうと思っていたのですが、今回は私も一緒に、という話だったそうです。

正直、すぐには信じられませんでした。ですが夫は、「いい機会じゃない?」「母さんも歩み寄ろうとしているのかもしれない」と、前向きなことばかり言いました。さらに宿の手配は私に任され、「せっかくだから、いい旅館を予約しておいて」と頼まれたのです。温泉旅行をきっかけに関係が少しでもよくなるなら――そう思って、このときの私はまだ期待していたのだと思います。

ところが、その期待は旅行当日にあっさり打ち砕かれました。

当日の朝になって突然、夫から「お前は電車な」と、私だけ電車で行くよう言われたのです。理由は、義母の荷物が多く、車に積むと私の座る場所がなくなるから、というものでした。

電車に乗った私に、夫から焦りの連絡

私は耳を疑いました。夫は、「仕方ないじゃん」「母さんが荷物を積みたいって言うんだから」と、またしても義母の肩を持ちました。私は呆れながらも、こうなることをどこかで予想していた自分もいて、静かに駅へ向かいました。

けれど、そこで私はふと思ったのです。どうして私ばかり、いつも我慢しなければならないのだろう、と。夫がこれから義実家へ行き、義父母を乗せて出発する。その車の鍵は――私のポケットの中にありました。

夫から慌てた連絡が来たとき、私はもう電車に乗っていました。「鍵は?」と焦る夫に、「私のポケットの中」と答えると、夫は本気で怒り始めました。けれど私は、「あんたたちも自力で来れば?」と返したのです。

もちろん、わざと困らせようという気持ちはありました。義母が大量の荷物を用意して、私の席をなくそうとしたこと。夫も、それを止めるどころか当然のことのように受け入れていたこと。その事実が、どうしても許せませんでした。

限界の末の決断に、夫と義両親は真っ青

数時間後、旅館に着いた夫から連絡が来ました。「お前がいないし、予約もキャンセルされている」と言うのです。今回の旅行は、宿の手配を私が任されていました。けれど、出発直前にあんな扱いを受けて、それでも何事もなかったかのように義父母と同じ宿へ向かう気にはなれませんでした。私は予約を取り消し、自分だけ別の宿を取り直していたのです。限界まで追い詰められた私なりの、せめてもの抵抗でした。

夫は「俺たちは部屋がない」「どこに泊まればいいんだ」と慌てた様子で、「当日キャンセルなら、キャンセル料もかかっただろ」と言いました。たしかにその通りでした。けれど、自分のお金で払うのだから問題ありません。そこまでしてでも離れたかった――それが、そのときの私の本心だったのです。

すると夫は、「今後の付き合いのことを考えたら、ここでお前が折れるしかない」と言いました。その言葉を聞いて、私はもう迷いがなくなりました。私は夫に、離婚してもいいと思っていることを伝えました。

夫は「俺は関係ないじゃん」と言いましたが、まったく関係なくなどありません。義母の嫌がらせを知りながら止めようともせず、あの日もまた「お前は電車で来い」と言って、私を切り捨てたのは夫でした。見て見ぬふりをしていただけではありません。義母の理不尽に加担し、私に我慢を押しつけ続けてきたのです。私がここまで追い詰められたのは、そんな夫の態度も大きかったのです。

「離婚したくないなら…」夫に突きつけた条件

夫は慌てて謝り始め、「離婚はやめてほしい」と必死に訴えてきました。そこで私は、今後も一緒にいたいのなら条件があると伝えました。まず、私は義父母とは二度と会わないこと。さらに、義父母から私に連絡してこないよう、きちんと伝えること。それができないのなら、離婚すると告げたのです。

夫は戸惑っていましたが、私は本気でした。謝るだけではもうたりません。言葉ではなく、行動で示してもらわなければ、何ひとつ信じられなかったのです。

結局その日、夫たちは数時間かけて別の宿を探したそうです。見つかったのは、最初に予約していたような旅館ではなく、素泊まりの民宿。義母は怒り狂い、夫はその対応に疲れ果てて帰ってきたと聞いています。

私はその後、実家へ戻りました。すると夫は、毎日仕事終わりに謝りに来るようになりました。私の両親から呆れられても、それでも1カ月間通い続けたのです。

その間に夫は、義父母と私を今後一切関わらせないことを約束しました。義母は離婚しなかったことに激怒し、夫に何度も連絡してきたそうですが、そのことで夫と義父母の関係にも亀裂が入ったようです。今では、完全に距離を置いています。

夫が義父母と出かけることもなくなり、ようやく穏やかな暮らしを取り戻すことができました。今では、自分から家事をしたり、私を気遣うような姿勢も見せています。これから先、本当に夫婦としてやり直していけるかどうかは、きっと今後の積み重ねにかかっているのだと思います。

◇ ◇ ◇


嫁姑トラブルでは、間に立つ夫の対応がとても重要です。「いつものこと」と軽く受け流してしまえば、傷ついた側の気持ちは置き去りになってしまいます。夫婦として長く関係を続けていくためには、相手の気持ちにきちんと向き合う姿勢が欠かせないのかもしれませんね。

【取材時期:2026年4月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています

※一部にAI生成画像を使用しています


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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