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実は間違い?エイジングケアの落とし穴を人気フェイシャリストが斬る

  • 2026.4.13
supersizer / Getty Images

エイジングケア(※年齢に応じたお手入れ)はお金がかかるもの。そのため、投資した分だけの効果が感じられず、残念な気持ちになる人も少なくないのでは? 「シワが目立たなくなる」「肌ツヤがアップする」などといった言葉に惹かれてクリームや美容液を試しても、結局効果に満足できないうちに使い切ってしまうことも。とはいえ、それを製品のせいだと決めつけるには少し早い。

リリー・コリンズやナオミ・ハリス、ヘレン・ミレン、エヴァ・ハーツィゴヴァなどのセレブを顧客に持つフェイシャリスト、ミカエラ・ボルダー氏によれば、「優れたエイジングケア製品からは、しっかり効果を期待することができるはずです。多くの人がその使い方を間違っているだけなのです」とのこと。

ボルダー氏がクライアントのカウンセリングを行う際、自宅でのスキンケアルーティンを聞くと、なんと99%が「間違った製品を、間違った方法で使っている」という。特に間違いが多いのが、製品の効果を最大限に引き出すのを邪魔してしまうケア。「肌を整えるスキンケアは、私たちの多くにとって最優先事項です。だからこそ、製品をいつ、どのように使うかを知ることが非常に重要なのです」

ここでは、ボルダー氏が教える、スキンケアでやりがちな3つの間違いと、取り入れるべき3つの成分をご紹介。

【NG1】製品を頻繁に変える

スキンケア製品のなかには、数日や数週間での効果が期待できるような表記をしているものも。もちろん、優れた処方のスキンケアはある程度の即効性をもたらすこともあるかもしれないが、その最大の良さが一晩で現れることはない。ボルダー氏は、そのような過剰な期待が、完璧に優れた製品をあまりにも早く見限ってしまう原因になると警告する。

「それは、縦筋の入った美しい腹筋を作り始めるずっと前に、腹筋運動を諦めてしまうようなものです。真の恩恵は得られませんし、それまでの努力も無駄になってしまいます」

「私たちは皆、たったひとつの製品で即座に結果を求めすぎてしまう傾向にありますが、それは大きな間違いです」と、彼女は付け加える。「製品を選ぶときは、短期間での結果を謳う広告に惑わされるのではなく、自分の肌のニーズや悩みに基づいて選ぶこと。ひとつのアイテムですぐに結果を求めることは、不可能なのです」

<解決策>

肌に本来の力を発揮する時間を与えること。「その製品が自分に効果的かどうかを判断するには、少なくとも6〜8週間は様子を見るようにしましょう」と、ボルダー氏。「ハリを与え、潤いをベースにしたスキンケアは、角質層のコンディションを整えるものです。つまり、『今の肌』ではなく『未来の肌』のために働いていることを忘れないでください」

Liudmila Chernetska / Getty Images

【NG2】夜にレチノールを塗るタイミングを誤る

レチノイド(レチノールなど、ビタミンA誘導体の総称)が入っている製品を夜間に使うと効果的だということは、ご存じの人もいるかもしれない。しかし、「ほとんどの人が正しく使えていません」とボルダー氏は警鐘を鳴らす。「レチノールを夜のケアの最後に塗っているという話をよく聞きますが、それは間違いです」

「ビタミンA誘導体が含まれるスキンケアアイテムは数多く存在しますが、レチノールの力を最大限に発揮させるためには、上から蓋をする必要があります。また、非常に乾燥を招きやすい成分でもあるため、肌本来の水分を奪い、刺激を強めてしまうこともあるのです」

<解決策>

「レチノールを塗布してからおよそ20分後に、肌をしっかり保湿できるリッチなクリームをたっぷりとマッサージするように重ねましょう。そうすることで有用成分を閉じ込め、肌に潤いを与え、水分の蒸散を防いで刺激を抑えることができます」と、ボルダー氏。

さらに、肌質によっては“サンドイッチ法”も推奨している。「乾燥肌や敏感肌のクライアントにすすめている方法ですが、まず保湿クリームを塗り、次にレチノール入りの製品、そして最後にもう一度保湿クリームを重ねるのです。そうすれば、翌朝にはフレッシュですこやかな肌で目覚められるはずです」

【NG3】成分を重ねすぎる

「これはスキンケアを頑張っている人ほど、よく見られるケースです。肌の状態を良くするために、さまざまな製品を何種類も使う必要があると思い込んでいる人は多いのですが、残念ながらプロの管理なしにこれを行うと、過剰な重ね塗りによって肌が敏感になり、荒れたり、乾燥や吹き出物が現れたりすることもあるでしょう」

炎症を起こした肌は、実際には通常よりもすこやかさを失いやすいため、目指している姿とは正反対の結果を招くことになる場合も。

<解決策>

「自分の肌の悩みは何か、スキンケアをしすぎずにどう対処できるか、リサーチをしたり、専門家のアドバイスを求めたりしてください」とボルダー氏は助言する。「多ければいいというわけではありません。もしレチノールなど、ビタミンAが含まれる製品を取り入れるなら、最初の4週間はビタミンCが入っているアイテムはお休みをし、肌を新しい成分に慣らしてあげるのが良いと思います。肌が落ち着いてから、ビタミンCを再開すればいいのですから」

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取り入れたい成分は?

スキンケア市場には多くの成分があふれているが、「もし私が選ぶなら、取り入れるべきはこの3つです」とボルダー氏は語る。

1. ペプチド

「肌にハリを与え、すこやかさを守り、肌のコンディションを整えるために欠かせない製品です」

2. ビタミンA

「肌のリズムを整え、ハリを高め、肌をなめらかに整えて、乾燥によるくすみなどの悩みにアプローチするといわれています」

3. 日焼け止め

「肌の赤みや炎症を起こさせるといわれるUVB(紫外線B波)を防ぐ効果指数、SPFは誰もが知っていると思いますが、SPFの高さを確認するだけでなく、日焼け止め自体も正しく使えているでしょうか?」と、ボルダー氏。「毎日の使用は肌をすこやかに保つために不可欠なので、自分に合ったものを選んでください。多くの肌タイプに合いやすいと言われるのが、軽めのリキッド状のテクスチャーのもの。朝、スキンケアの最後に指3本分の量を顔と首に塗り、昼や午後にも同じものを、またはパウダーやミストタイプのものを塗り直すことが大切です」

※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

From Good Housekeeping UK

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