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細胞から若返る【最新エイジングケア】

  • 2026.1.19

美容ライター

楢﨑裕美さん

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意外と密接な関係あり!ノーベル賞から紐解くコスメのスゴイ世界!

今年、ノーベル生理学・医学賞を大阪大学の坂口志文特任教授らが“制御性T細胞の発見”で受賞。免疫やアトピーにもかかわるというだけに、肌との関連に興味が湧くが、まず誤解がないようにいうと、他のノーベル賞も含め、コスメとの直接的な結びつきは、ない。ただし、研究の方向性として重なっていたり、延長線上にある発想から生まれたコスメは実際に存在する。

記憶に新しいのが、コスメデコルテの毛穴美容液。今年のノーベル物理学賞でも話題に上った量子コンピューターを用い、角栓溶解に最適な成分の組み合わせを解き明かし、配合。実はこれ、本来の手法なら100年以上かかる計算を数十秒で終え、研究員視点では思いつかない成分が選ばれたというから面白い。さらに近年ノーベル賞が相次ぐ量子科学の分野から着想を得たのがゲラン。ナノより小さな世界で細胞が放つ微弱な光が、細胞の若々しさに関係することに辿り着いている。また、ファンケルが着目するマイクロRNAの機能もノーベル賞受賞の研究によって明らかになったものだし、さまざまな研究に用いられるiPS細胞もノーベル賞受賞の技術を応用したものだ。

そして、この話をするうえで欠かせないのが資生堂の研究だ。2016年、ノーベル生理学・医学賞を受賞したオートファジーに関する研究は全身におけるものだが、肌に置き換え、独自に追究して解明したのが肌特有の“オルタナティブオートファジー”であり、その知見は2025年春発売のUVケアに搭載されている。冒頭の免疫細胞の話に戻ると、やはり頭に浮かぶのはアルティミューン™。今年の進化は、免疫細胞のひとつ、メモリーT細胞が老化細胞を除去するという大発見からだが、実は同じT細胞である制御性T細胞の働きも確認したうえで、メモリーT細胞にターゲットを絞ったというから興味深い。そもそもアルティミューン™から注目するランゲルハンス細胞は、T細胞の親玉的存在。そう考えると、アルティミューン™が、すでに制御性T細胞に何かしらのいい作用をしている可能性もゼロではなく、肌が安定して荒れにくいという声もあるだけに、勝手にワクワク!

尊敬する研究者の方曰く「ノーベル賞は別格。それは新発見にとどまらず、実装されて社会貢献しているから」とのこと。今は、美肌研究がメインだが、それが肌や体の健康にも応用され、実装される可能性を考えると、ゆくゆくはコスメ研究起点のノーベル賞もありそうで。そんなことに想いを馳せながら、コスメを愛で、肌を委ねるのもアリですよね?

【A】アドバンスト ビューティ コンセントレート 【B】オーキデ アンペリアル ゴールドノビレ ザ ゴールデッセンス ローション 【C】アルティミューン™ パワライジング セラム 【D】AQ 毛穴美容液オイル
【A】アドバンスト ビューティ コンセントレート

18ml ¥7480/ファンケル

2000種以上あるヒトのマイクロRNAから肌老化に関するものを特定。ヤギミルクに答えを見出し、配合。

【B】オーキデ アンペリアル ゴールドノビレ ザ ゴールデッセンス ローション

140ml ¥38500/ゲラン

独自の蘭のエキスが、ナノより小さい量子レベルで細胞の光をコントロール。上流からのエイジングケアを叶え、光り輝く肌へ。

【C】アルティミューン™ パワライジング セラム

50ml ¥15180(編集部調べ)/SHISEIDO

さまざまな免疫細胞に働きかけ、健やかな美肌を未来まで。

【D】AQ 毛穴美容液オイル

40ml ¥11000/コスメデコルテ

角栓溶解に狙いを定め、人智を超えた処方で完成。

撮影/藤本康介

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