1. トップ
  2. レシピ
  3. 『CHEF-1グランプリ2026』決勝進出者決定!「おにぎりの『新・定番』」対決を制したのはこの4人だ!

『CHEF-1グランプリ2026』決勝進出者決定!「おにぎりの『新・定番』」対決を制したのはこの4人だ!

  • 2026.4.13
©ABCテレビ

優勝賞金1000万円! 40歳以下であれば誰でもエントリー可能。料理人No.1決定戦『CHEF-1グランプリ2026』の準決勝が開催され、決勝へと進出する気鋭の料理人4名がついに出揃った。

エントリーは料理ジャンル別で「日本料理」「フレンチ・イタリアン・スパニッシュ」「中国・アジア料理」「ジャンルレス・フードクリエイターその他」の4ジャンル。準決勝には、エントリー時のレシピ審査を突破した各ジャンル5名、20名の料理人が集結した。大会を通じたテーマは「『新・定番』を生み出せ」。そして今回のテーマは「おにぎりの新・定番」だ。日本人にとっての「ソウルフード」であるおにぎり。「梅・昆布・鮭」あるいは「ツナマヨ」など、誰もが思い浮かべるこれまでの定番を飛び越えた、「新しい当たり前」は果たして生み出されたのか!? 審査員には今回も超一流のレジェンドシェフたちが並ぶ。和食は「日本料理かんだ」店主・神田裕之、中華「慈華(いつか)」店主・田村亮介、イタリアン「リストランテ・イ・ルンガ」店主・堀江純一郎。彼らの舌を唸らせ、厳しい審査をクリアしたおにぎりとは?

ラストイヤーにかける花田洋平(中国・アジア料理)や山下泰史(ジャンルレス・フードクリエイターその他)に名乗りをあげるニューフェイスも続々。

料理人の意地をかけた激戦が繰り広げられる。

これまで最も多くのチャンピオンを輩出しているジャンル・フレンチを含む「フレンチ・イタリアン・スパニッシュ」部門。今回も強者揃いのシェフたちが、確かな技術と新しい発想で驚かせた。東京・恵比寿のミシュランガイド東京一つ星レストランのシェフ、郡司一磨(株式会社GRAPES/Saucer)は“海苔”にフォーカス。多種類の海苔を使いこなし、アンチョビや発酵バターなど洋の要素も加えながら、香りで魅了すれば、富山の人気レストラン「レヴォ」スー・シェフの小西豊は、圧倒的な完成度で驚かせる。富山のソウルフード「とろろ昆布おにぎり」をベースに、寒ぶりや麹甘酒も使いながら今までにない食感を実現する。「いずれも甲乙つけがたかった」という激戦の中で、決勝への切符を勝ち取ったのは、岩名謙太(東京都・イル テアトリーノ ダ サローネ)の「揚げおにぎり」だ。南イタリアのライスコロッケ、アランチーニの技法を応用。冷凍卵黄とサバ缶を使うことで新しいツナマヨを思わせながら「イタリアと和のうまいところを取ったホットスナック」(審査員・堀江)を実現してみせた。新世代の若手シェフが台頭。決勝での活躍も楽しみだ。

©ABCテレビ

「中国・アジア料理」では、さまざまな新しいアイデアのおにぎりが続々と登場。審査員たちにアピールした。沖縄県のホテルシェフ・當山翔太(ロワジールホテル那覇)は、町中華の定番“餃子ライス定食”をおにぎりにして驚かせる。餃子餡にラー油やお酢のアクセント、春巻き皮のパリパリ感で包んでワンハンドで楽しめる形に仕上げてみせた。ラストイヤーを迎える花田洋平(大阪府・atelier HANADA)は、広東料理の技法を生かし「具ではなく、香りで記憶に残る」おにぎりを。椎茸、昆布、干し海老など乾物を生かしたスープ“香湯(シャンタン)”で新しい表現を完成させた。宮城県からやって来た齋藤清明(焼肉 仔虎 仙台南店)も負けていない。焼肉店の料理人らしく、牛ハツ脂と唐辛子、韓国海苔の風味を生かした一品を創作。いずれ劣らぬせめぎ合いの中、勝利を掴んだのは花田。「広東料理の技法を生かした引き算の美学」(審査員・田村)が引き出した、おにぎりの新たな可能性が評価された。

©ABCテレビ

おにぎりは日本のソウルフード。それだけに「日本料理」のシェフたちがどんなアプローチを見せるのかも興味を引く。かつてイタリアンから和食に転じ、現在は寿司店の女将という異色の経歴を持つ佐々木麻紀(鮨うがつ)。その提案はこれまで脇役だったガリを主役にした「ガリバターにぎり」だ。江戸のガリと西洋のバター、赤酢の酢飯も生かした一品で「全体のバランスが楽しい」(審査員・神田)と好評価を得る。椎茸や昆布でとった出汁を生かしたカレー風味のおにぎり「海苔カレーおむすび」を引っさげて登場したのは栃木県の塩井悠介(エピナール那須)。やさしく握った表面にはあられが纏わせられ、「素晴らしい食感」(田村)と審査員たちを唸らせる。「米を米で食べる」という斬新なコンセプで挑んだのは京都府の楠修二(フリー)だ。魚醤を染み込ませたおかきを具にしたおにぎり。「おかきって具になるんだ!」(堀江)という新鮮な驚きも。「シンプルに引き算で計算し尽くした感性の勝利」(神田)との評価を引き出し、みごと決勝への切符を獲得した。

©ABCテレビ

そして「ジャンルレス・フードクリエーターその他」部門ではあの男も登場する。4大会連続決勝進出の博多の破天荒シェフ、山下泰史(TTOAHISU)。40歳を迎えるラストイヤーに最後のリベンジを懸賭ける。その山下の一品は「サラダビーツおにぎり」。これまでおにぎりの具としてはあまり使われていないビーツを2つの食感、燻香を纏わせ、レモンの酸味やミントもさり気なく効かせたおにぎりとして、絶妙なバランスに仕上げてみせた。おむすび店プロデュース経験があるフリーランスの料理人・藤田邦彦(フリー)からは「ボロネーゼ風肉味噌おむすび」。赤ワインとチーズ、八丁味噌で仕上げた2種類の食感の牛ひき肉を、“お米が主役”と考えてオリジナルブレンドしたご飯で包んでみせた。モダン・メキシカンの発想を持ち込んだおにぎりで注目を集めたのは、北海道から来た阿坂鷹文(フリー)。ライムの効いたパエリアを、ホットスナックとして楽しめるおにぎりに。具の主役となるイカにはレアな食感とともにほんの数秒炙るようにした香ばしさも出した。「酸味、旨味、香り、食感、いろんなものがバランスよく表現されている」(神田)。審査では最後まで意見が戦わされ、最終的に激戦を制することになったのは山下泰史だ。総決算ともいうべき決勝には「勝つしかない」という強い決意で臨む。

©ABCテレビ

決勝まで残り1ヶ月あまり。果たして決勝のお題は何になるのか? 4人の各ジャンルのプライドを懸賭けた戦いぶりは? そしてどんな「新・定番」が飛び出すのか? 決勝には国民代表審査員の長嶋一茂、上沼恵美子、GACKTをはじめとした豪華ゲストや、スペシャルサポーターとして昨年のM-1チャンピオン、たくろうの2人も駆けつけることが決まっている。決戦の火蓋が切られるのはまもなくだ。

◎準決勝出場シェフ(勤務地)&料理名一覧

<フレンチ・イタリアン・スパニッシュ>

郡司一磨(東京都・株式会社GRAPES/Saucer)

「海苔おにぎりより海苔おにぎりなおにぎり」

松田悠佑(熊本県・Picasso/白水温泉竹の倉山荘)

「桜(おう)おにぎり」

熊谷成弥(愛知県・セパージュ)

「コク菜おにぎり」

小西豊(富山県・レヴォ)

「富山の伝統と革新」

岩名謙太(東京都・イル テアトリーノ ダ サローネ)

「揚げおにぎり」

<中国・アジア料理>

齋藤清明(宮城県・焼肉 仔虎 仙台南店)

「赤おむすび 牛ハツ脂と発酵大根」

花田洋平(大阪府・atelier HANADA)

「香湯(シャンタン)おにぎり」

當山翔太(沖縄県・ロワジールホテル那覇)

「餃子ライス春巻き」

打越翔太(大阪府・atelier HANADA)

「完成させるおにぎり」

藤田隼(大阪府・中華kitchen BaFIT)

「3種食感の海苔焼売おにぎり〜梅甜麺醤・沢庵〜

<日本料理>

楠修二(京都府・フリー)

「米米」

佐々木麻紀(東京都・鮨うかつ)

「ガリバターにぎり」

井上華那(北海道・日本料理こまつ)

「山椒の餡と和三盆の帛紗焼きおにぎり」

須釜基象(東京都・かにかとう)

「コクのたね」

塩井悠介(栃木県・エピナール那須)

「海苔カレーおむすび」

<ジャンルレス・フードクリエイターその他>

山下泰史(福岡県・TTOAHISU)

「サラダビーツおにぎり」

柳生卓摩(大阪府・アニエルドール)

「サムギョンネル」

津田智行(兵庫県・株式会社BOOZYS)

「旨味で結ぶ、カリフラワーのおむすび」

阿坂鷹文(北海道・フリー)

「望郷と適応の結び ~イカとレモンと昆布バター~」

藤田邦彦(大阪府・フリー)

「ボロネーゼ風肉味噌おむすび」

元記事で読む
の記事をもっとみる