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まだまだ奥深いK-POP界…何かと話題の「バーチャルアイドル」の世界

  • 2026.4.12

韓国にも、日本でおなじみのVTuberのようなバーチャルアイドルがいるのをご存知だろうか?第5世代K-POPシーンでひとつのキーワードになっているともいわれており、実はいま韓国国内はもちろん海外でも人気急上昇中とのこと。

Pink bloodということもあり、aespaのバーチャルコンセプトに触れてはきているが、長らく生身の人間であるK-POPアイドルを応援してきた筆者にとって、まさに未知の世界。「キャラクターはどうやって動かしているの?」「コンサートとかはどうやって開催するの?」など、知りたいことが盛りだくさん。そこで今回は、韓国で話題になっているバーチャルアイドルの魅力を探っていきたいと思う。

①PLAVE(プレイブ)
(画像=VLAST)

今一番波にのっている韓国バーチャルアイドルといえば、2023年3月にデビューした彼らだろう。YEJUN・NOAH・BAMBY・EUNHO・HAMINの5人組ボーイズグループで、ウェブトゥーンのようなビジュアルがなんとも新鮮だ。グループ名はPlayとRêve(夢)を組み合わせており、「夢を叶えるために新しい世界を作っていく」という意味が込められているのだそう。独自の世界観も「沼落ち」ポイントで、キャラクターたちが生きる「カエルム」と、現実世界である「テラ(地球)」の狭間に位置する神秘の惑星「アステルム」を舞台に、ファンとの交流を行っているという設定だ。

MV公開や音楽番組出演、ライブ配信など多彩な活動を展開中。作詞や作曲、振付制作などをメンバーたちが手掛ける「自主制作アイドル」だ。また、彼らはAIではなく、実在の人物がモーションキャプチャーを用いてリアルタイムで歌唱・ダンスを行っている。クオリティの高い楽曲やメンバー同士のケミ(相性のよさ)はもちろん、実際に「中の人」がいるからこそ起こる配信中の予期せぬバグから感じる「人間味」も、ファンが急激に増加しているひとつの理由といえるだろう。

2023年発売の初ミニアルバムで初動20万枚を突破し、MelOnチャートTOP100入りも達成。バーチャルグループで初めて韓国の地上波音楽番組1位にも輝いた。2024年には韓国最大級の音楽配信サービス・Melonで総再生10億回の最短記録を更新。さらに、アメリカのBillboardにもランクインするなど勢いは止まるところを知らないようだ。

2025年7月9日には日本ファーストシングル『かくれんぼ』が発売され、雑誌『anan』の表紙を飾ったり、自身初のアジアツアー『2025 PLAVE Asia Tour [DASH: Quantum Leap]』の日本公演を行ったりするなど、バーチャルアイドル先進国ともいわれる日本国内での人気もうなぎのぼりである。

genie TVオリジナルドラマ『私のヘリへ ~惹かれゆく愛の扉~』のOSTへの参加、さらに2026年4月22日から放送がスタートする、アン・ヒョソプとチェ・ウォンビン出演のSBSの新水木ドラマ『本日も完売しました』のOSTへの参加も決定。さらに、デビュー3周年記念ライブビューイングで4月13日のカムバックも発表。実力派アイドルである彼らの快進撃は現在進行形で続いている。

②ISEGYE IDOL(イセゲアイドル)
(画像=PARABLE ENTERTAINMENT)

日本語で「異世界アイドル」を意味する韓国のバーチャルグループ。通称「イセドル」。VRChat向けのアバターで活動しており、メンバーはアイネ(INE)、ジンバーガー(JINGBURGER)、リルパ(lilpa)、ジュルル(JURURU)、ゴセグ(GOSEGU)、ゔぃちゃん(VIichan)の6人。2021年に結成され『RE:WIND』でデビュー。VTuberのWoowakgoodが手がけており、VRChatを拠点に活動している。

デビュー曲はチャート1位を記録し、その後の楽曲もBillboardにランクインするなど絶賛躍進中。メンバーは配信者としても活躍しており、多彩なコンテンツで幅広く支持を集めている。韓国では彼女たち題材にしたウェブトゥーン(縦スクロール漫画)も連載されたり、K-POPスターとバーチャルアイドルが出演する音楽フェス「ISEGYE FESTIVAL SEOUL 2025」でトリを務めるなど、順調に成長を続けている。

③MAVE:(メイブ)
(画像=Metaverse Entertainment)

前述の2グループがどちらかというとイラストを基にした漫画よりのビジュアルだとしたら、こちらのグループはCGやAI技術を駆使し、ダンスや表情の変化まで細部までリアルに表現されたビジュアルだといえるだろう。

グループ名は「MAKE NEW WAVE(新しい波を作る)」に由来。マティ・ジェナ・タイラ・シウで構成された4人組ガールズグループだ。Kakaoエンターテインメントとnetmarbleの合弁によるプロジェクトとして誕生し、デビュー曲で音楽番組出演を果たすなど精力的に活動中。現実とバーチャルをつなぐ「メタアイドル」として注目を集めている。

このほかにもAIメンバーとリアルメンバーが一緒に活動する『SUPERKIND』など、バーチャルアイドルの広がりは今後も広がっていきそうだ。常に高いクオリティのパフォーマンスを安定して届けられること、そして私生活に起因するスキャンダルの心配がないことも流行を大きく後押ししていそうだ。さらに、24時間体制でグローバルに活動できる柔軟性や高いコストパフォーマンスも評価されており、企業とのコラボレーションを拡大している。これから日本でも爆発的に人気が出るのではないだろうか。

(文=豊田 祥子)

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