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世界文化遺産を訪問するゴルフ旅はいかが?800年の歴史を感じよう

  • 2026.4.11

ふとそこに足を踏み入れると、今と少し違う時の流れを感じる場所があるのをご存知でしょうか?今回は、島根県の大田市にある文化遺産に登録された場所を紹介します!

石見銀山—島根県大田市

世界文化遺産を訪問するゴルフ旅はいかが?800年の歴史を感じよう
2007年7月「石見銀山遺跡とその文化的景観」がユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録された。「龍源寺間歩」は江戸中期以後に開発された坑道で、入口から水平に630メートル続くうちの156メートルまで公開されている。そこからは連絡通路で横に抜けられ、壁面にはノミの跡が残っている。料金:高校生以上500円、時間9:00〜17:00(12月〜2月は16:00まで)

「利休にたずねよ」で直木賞を受賞した山本兼一の小説に、大航海時代を舞台にした「銀の島」という秀作がある。ポルトガル国王は日本で大量に産出される銀資源を狙い、司令官バラッタに命じて石見銀山の植民地化を試みる。イエズス会宣教師フランシスコ・ザビエルの布教活動も、その一環として描かれている。

石見銀山が発見されたのは鎌倉時代末期の14世紀初頭で、銀の需要が高まる16世紀になると、開発を手がけた周防大内氏と地元領主の小笠原氏や尼子氏らとの間で争奪戦が繰り広げられた。最終的には大内氏を滅ぼした毛利氏が手中に収め、以後、朝廷や幕府の直轄地として開発されてゆく。17世紀はじめには世界の銀の3分の1が日本で産出したと推定され、その多くが石見銀山由来だった。

石見銀山は世界経済に影響を与えただけでなく、銀の生産活動に関する考古学的な産業価値や集落などの文化的痕跡が、今も遺っている。

龍源寺間歩の坑道入口。まずは「石見銀山世界遺産センター」で情報を取得。クルマでの移動が制限されているので、レンタサイクルが移動に便利。石見銀山最大級の坑道、大久保間歩への入場は、限定ツアーへの予約が必要

「清水谷製錬所跡」。明治28年に完成した藤田組(現DOWAホールディングス)が建設した製錬所。鉱石はトロッコで運搬されていた。しかし、鉱石の品質が予想よりも悪かったため、わずか1年半で操業を停止した

「大森銀山伝統的建築物群保存地区」。銀の生産に従事した人々の居住地として発展した。江戸時代には陣屋(代官所)が設置され、近代以降も郡役所が置かれるなど、周辺百五十余村の経済の中心地として機能した

最寄りのゴルフ場:浜田ゴルフリンクス
所在地:島根県浜田市上府町イ1188
アクセス:石見銀山世界遺産センターまで県道254号、国道9号、県道31号経由、クルマで48.1km、49分

いかがでしたか? 大田市に訪れた際は、ぜひ景観と共にプレーを楽しんでください!

石見銀山世界遺産センター
所在地●島根県大田市大森町イ1597-3
開館時間●8:30〜17:30(展示室観覧最終受付16:30/3月〜11月は30分延長)
休館日●毎月最終火曜・年末年始
有料展示室観覧料●一般400円/小中学生200円
アクセス●山陰自動車道・仁摩・石見銀山ICより県道31号経由、クルマで8.3km、9分
https://ginzan.city.oda.lg.jp/

写真・文=長岡 努

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