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「いい歳して恥ずかしい」と私の趣味を笑う彼。グッズを捨てようとした彼に私が下した決断【短編小説】

  • 2026.4.10
「いい歳して恥ずかしい」と私の趣味を笑う彼。グッズを捨てようとした彼に私が下した決断【短編小説】

私の大切なものを「ゴミ」と呼ぶ彼

休日の午後。

私の部屋に遊びに来ていた彼は、棚に飾られた私のコレクションを見て、鼻で笑いました。

「いい歳してこういうの、恥ずかしくないの?」

彼が指差したのは、私が大切に集めているアニメや舞台のグッズたちです。

休みの日に劇場へ足を運んだり、お気に入りのキャラクターを眺めたりするのは、私にとって毎日の仕事を乗り切るための大切な活力。

それを真っ向から否定され、すっと心が冷えていくのを感じました。

「私にとっては大切なものだから、そういう言い方しないで」

なるべく穏やかに伝えようとしたものの、彼は私の言葉など聞いていません。

「いやいや、常識的に考えて痛いって。」

(は?)

呆れて言葉を失っていると、彼はあろうことか、私が整理しようとまとめていたグッズの箱を無造作に持ち上げました。

「こんなゴミ、部屋のスペースの無駄でしょ。俺が捨ててきてやるよ」

その瞬間、私の中で何かがプツンと切れる音がしたのです。

他人の価値観を尊重できない方が恥ずかしい

「触らないで!」

私は彼の手から箱をひったくりました。

突然の私の大声に、彼は目を丸くしています。

「なんだよ、せっかくお前のためを思って言ってやってるのに」

悪びれる様子すらないその態度に、私は心の底から冷めきった声で言い放ちました。

「自分の価値観を押し付けて、他人の趣味を尊重できない人間性の方が、よっぽど恥ずかしいよ」

図星を突かれたのか、彼は顔を真っ赤にして黙り込みました。

反論しようと口を開きかけた彼を遮り、私は玄関のドアを開け放ちます。

「帰って。もう二度と来ないで」

彼の荷物を押し付け、無理やり外へ。

ついでに合鍵もきっちり回収しました。

呆然とする彼を尻目に、勢いよくドアを閉めて施錠。

その瞬間の解放感といったら!

その後、彼からは「言い過ぎた」「やり直したい」と長文のメッセージが届きましたが、迷うことなくすべてブロックです。

今は、趣味を心から楽しめる平和な日々。

休日は同じ趣味を持つ友人たちと集まり、思いきり好きなものを語り合っています。

あの時、私の大切なものを守り抜いて本当に正解でした。

他人の価値観を否定するだけの彼を「断捨離」できたおかげで、私の心はスッキリと晴れ渡っています。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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