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「あの件、ヤバいです!」主語が全くない後輩の謎メッセージ。優しく聞き返した結果、大口クライアントの会議室で起きた大惨事

  • 2026.4.10
「あの件、ヤバいです!」主語が全くない後輩の謎メッセージ。優しく聞き返した結果、大口クライアントの会議室で起きた大惨事

「あの」で済ませる後輩

私のチームに配属された後輩は、非常に素直でやる気もあるのですが、致命的な欠点がありました。それは、すべての会話を「あれ」「それ」という言葉で済ませようとすることです。

その都度、私は丁寧に確認を重ねてきましたが、ある日ついに決定的な事件が起きました。

その日は、大手取引先との重要なプレゼン当日。午前11時、私のスマホが震えました。

「あの件、ヤバいです!」

「どの件かな?具体的に教えて」

「大丈夫?至急返信して!」

「おーい!既読スルーしないで」

しかし、既読がついたまま音沙汰がありません。嫌な予感がして、私は後輩の担当業務をすべて洗い直すことにしました。

共有フォルダを開き、午後の会議で使うはずの資料を確認した瞬間、全身の血の気が引きました。

二十枚以上あるはずのスライドが、表紙以外すべて「白紙」だったのです。

絶体絶命の会議を救った準備

会議までは残りわずか2時間しかありません。私はパニックを必死に抑え込み、これまでの打ち合わせメモを猛スピードで整理し始めました。

過去の類似データを引き出し、構成を一から組み直します。指が痛くなるほどの速度でキーボードを叩き、なんとか形にしたのは、クライアントの会議室に入る直前でした。

本番では、私の機転で急遽追加した最新の市場分析が功を奏し、プレゼンは大成功を収めました。

先方の担当者から「ここまで深い提案は初めてだ」と絶賛され、大きな契約を勝ち取ることができたのです。

会社に戻ると、青い顔をした後輩が待っていました。

「あれが、その……」と言い訳を始めた彼に、私は静かに、かつ力強く告げました。

「まずは、その『あれ』を今日から禁止しましょうか」

翌日から、彼には徹底的な「報連相」の指導が待っていました。

今では彼から主語のないメッセージが届くことはなくなりましたが、あの時に流した冷や汗だけは一生忘れられそうにありません。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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