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イェことカニエ・ウェスト、イギリス政府から入国を拒否 ヘッドライナーを務める音楽フェスが中止に

  • 2026.4.8
カニエ・ウェスト(Kanye West) Scott Dudelson / Getty Images

7月10日(金)から12日(日)にロンドンで開催される野外音楽ウェス、ワイヤレスフェスティバルのヘッドライナーに決定していたイェことカニエ・ウェスト。過去の反ユダヤ主義的発言やナチスを賛美するコメントが原因となり、降板を余儀なくされることになった。

理由はイギリス政府がカニエのイギリスへの入国を拒否したから。今週初めにフェスの主催者はコメントを発表。「内務省はカニエのETAを取り消し、入国を拒否した。その結果、ワイヤレスフェスティバルは中止となった」「あらゆる形での反ユダヤ主義は忌まわしいものであり、こうした問題が現実や個人にもたらした影響を我々は認識している」と述べている。また「カニエは言葉だけでは不十分であることを認めているが、それでもイギリスのユダヤ人コミュニティと対話を始めるチャンスが与えられることを望んでいる」とも。BBCの報道によると、内務省はカニエがイギリスに滞在することが「公共の利益のためにならない」という理由で拒否したそう。放送局「BBC」が報じている。

カニエのヘッドライナー起用は発表以来、音楽ファンやマスコミで物議を醸していた。世論の多くは否定的で、カニエをキャンセルするよう求めるコメントがSNSにも殺到した。フェスのスポンサーたちも起用に反対。長年スポンサーを務めてきた「ペプシ」は提携の解消を発表していた。また「ジョニー・ウォーカー」などで知られるアルコールブランド「ディアジオ」やエナジードリンクブランド「ロックスター」も撤退することを決めた。先週末にはイギリスのキア・スターマー首相もカニエの出演に対して「深く懸念している」とコメントしていた。

カニエ・ウェスト(Kanye West) Gotham / Getty Images

これらの反応に対して、カニエは対話を提案。BBCによると、入国が拒否される直前に声明を発表し、イギリスのユダヤ人コミュニティのメンバーと面会したいと述べた。カニエは「ワイヤレス・フェスティバルを巡る議論の行方を注視しているが、直接説明したい」とコメント。「ロンドンを訪れる唯一の目的は、変化を示すショーを行い、自分の音楽を通じて団結、平和、愛をもたらすこと」だと説明していた。

カニエ・ウェスト(Kanye West) Kevin Mazur / Getty Images

またフェスのプロモーターを務めるフェスティバル・リパブリックのマネージングディレクター、メルヴィン・ベンも入国拒否が決まる前、カニエの起用について説明していた。彼は人を許すことの大切さを強調。彼自身もカニエの過去の発言を「忌まわしい」と思ったことを明かしつつ、「分断がますます広がる世界において寛容さと、人に再起のチャンスを与えるという美徳は失われつつある」と雑誌『バラエティ』に説明した。「彼が出演するかもしれないという可能性に、私と同じように嫌悪感を示した人たちに、一度立ち止まって考えて欲しい。そして私と同じように彼に寛容さと希望を与えて欲しい」。またメンタルの問題に苦しむ人たちに理解を示すことの大切さにも触れていた。今回の一件で、カニエの過去の発言の根深さと影響の大きさが改めて示されたといえそう。

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