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ビリー・アイリッシュ、カニエ・ウェスト新アルバムの成功を批判するSNS投稿に「いいね」 ネットで論争に

  • 2026.4.7
Jeff Kravitz / Getty Images

4月上旬、ビリー・アイリッシュが、イェことカニエ・ウェストの音楽的成功を批判するSNS投稿に「いいね」をし、インターネット上で論争を巻き起こしている。

問題となったのは、インスタグラム上に投稿された「キャンセルカルチャーは女性にしか影響しない。私はこの意見を曲げない」という趣旨のメッセージで、この投稿にビリーが「いいね」をしたことが判明した。「キャンセルカルチャー」とは、過去の不適切な言動を理由に、特定の著名人を社会的に排除したり仕事を奪ったりする風潮を指す。

当該投稿は、「男性であるカニエは、過去に深刻な差別発言などで激しく批判(キャンセル)されたにもかかわらず、すぐに音楽界へ復帰して成功を収めている一方、女性アーティストが同じような失敗をすれば、二度と戻れないほど厳しく排除される」という、性別による処罰の不平等さを指摘したものだ。

現在、カニエがリリースした最新アルバム『BULLY』は、Spotifyなどのストリーミングサービスで記録的な再生回数をマークし、世界的なヒットとなっている。カニエは過去の反ユダヤ主義的な発言について、自身の双極性障害や脳の負傷が原因であったと釈明し、謝罪を表明している。ところが、ビリーが上記投稿を支持(いいね)したことで、カニエのような男性アーティストに対する世間の甘さや、男女間の公平性をめぐる議論がネット上で再燃することとなった。

Bellocqimages/Bauer-Griffin / Getty Images

ビリーとカニエの間には、2022年にも公の場での軋轢があった。当時、ビリーが自身の公演中に体調を崩したファンを助けるためにショーを中断した際、カニエはこれを「(ライブ中に死傷者を出した)トラヴィス・スコットへの当てつけだ」と解釈。SNS上でビリーに謝罪を要求し、応じなければフェスティバルへの出演を取りやめると宣言した。これに対しビリーは「トラヴィスのことについては何も言っていない。ただファンを助けただけ」と回答し、真っ向から反論していた。

Samir Hussein / Getty Images

2010年代後半のデビュー以来、独自のサウンドでポップ界を塗り替えたビリーと、2000年代初頭からヒップホップを再構築してきたカニエ。共に時代を象徴するアーティストでありながら、今回のビリーの行動は、業界における男女の扱いの差に改めて注目を集めることとなった。現時点で、ビリーの代理人からの公式なコメントは出ていない。

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