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「籍だけでも」借金を隠して彼女に入籍を迫った私→全部バレて...

  • 2026.4.6
ハウコレ

あの頃の自分が何を考えていたのか、今でも情けなくなる。好きだという気持ちは本当だった。でも、それ以上に大きなものを抱えていた私は、彼女を「解決策」として見始めていたのかもしれません。

急に変わったのは、私のほうだった

彼女と出会ったのは、共通の友人が開いた食事会でした。朗らかで、話していると自然と笑顔になれる人。気づけば毎週会うようになり、交際がスタートしました。最初の半年は本当に穏やかで、お互いのペースを大切にしながら関係を育んでいた気がします。 

でも、交際8カ月を過ぎた頃、私の頭の中には別の計算が生まれていました。仕事の失敗が重なり、気づけば返しきれない借金を抱えていたのです。彼女に打ち明ける勇気はなく、ただ「共働きになれば何とかなる」という甘い見通しだけが膨らんでいきました。

焦りが言葉ににじみ出ていた

ある日の昼間、仕事の合間に彼女へメッセージを送りました。

「籍だけでもいれない?式とかは後でいいからさ」

「俺のこと信じてないの?」

送った後、自分でも気持ちの悪い言葉だと気づいていました。プロポーズでも愛の言葉でもない、ただの打算。

彼女が「なんでそんなに焦るの?」と聞いてくるたびに「好きだから早く一緒になりたいだけ」と繰り返しました。本当のことを言えば、すべて終わるとわかっていたから。

本当のことが、バレた夜

彼女と共通の友人が、私の借金のことを知っていました。どこから漏れたのかはわかりません。ある晩、彼女から「借金のこと、本当なの?」というメッセージが届きました。 画面を見つめたまま、何時間も返信できませんでした。言い訳を考えれば考えるほど、言葉が出てこない。結局、私が送ったのはこれだけでした。

「だから早く籍入れたかったんだよ。共働きなら返せると思って」

そして...

翌朝、彼女からメッセージが届きました。

「あなたの本音がわかりました。もう連絡しないでください」

その後も何度かメッセージを送りましたが、既読にさえなりませんでした。やがてブロックされ、それきりになりました。怒鳴られたわけでも、泣かれたわけでもない。ただ、線を引かれた。そのほうが、よほど応えました。借金はその後、自分で向き合い直し、少しずつ返済を続けています。彼女を傷つけたこと、今さら謝る機会もありませんが、あの静かなメッセージは今も頭の中に残っています。

(20代男性・自営業)

 本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。 

(ハウコレ編集部)

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