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「150万円の借金!?」夫に届いた金融機関の封筒。信じていた私を襲った裏切り

  • 2026.6.5

夫と私は35歳で、3人の子どもがいます。夫は月3万円のお小遣い制。その金額に今まで文句を言われたり追加を求めてきたりすることはありませんでした。しかし、ある日夫が隠れて借金をしていたことが発覚。仕方なく返済しましたが、それから私は夫の金銭面の監視を始めたのです。

夫はお金に困っている様子はなかった

わが家はお小遣い制にしており、毎月3万円を夫に渡していましたが、子どもが3人いて私も専業主婦だったので、金銭的にもそんなに余裕はありませんでした。食費や光熱費をなるべく節約して、そこから3万円のお小遣いを捻出するのがギリギリ。飲み会が多く買い物好きな夫には少ないかな、と心配していました。

しかし、夫は飲み会や買い物をよくしている割に、お金が足りていない様子はありません。会社の先輩におごってもらったり、安く買い物をしたりして、夫はうまくやりくりをしているんだなと思っていました。私は夫に「ちゃんと管理していて偉いな」と思っていたくらいです。

金融機関からの連絡で借金発覚

ある日、子どもたちとスーパーへ行った帰りに家のポストを見ると、夫宛てに金融機関から封筒が届いていました。テレビCMなどで聞いたことのある名前の金融機関でしたが、私にはまったく身に覚えがなく、夫からも何も聞かされていません。封筒を見た瞬間、頭が真っ白になったのを覚えています。

家に入り、家事をしていても、この封筒のことが頭から離れませんでした。私は夫が帰ってくるまで待つことができず、封筒を開けてしまいました。すると手紙には、夫が150万円ほど借入れをしていることが書いてありました。その手紙で初めて、夫に借金があることがわかったのです。

手紙を見た瞬間から、私は動悸と冷や汗が止まりませんでした。仕事中の夫に「こんなものが届いていた。詳しく聞きたいから、今日は仕事が終わったらすぐに帰ってきて」と、すぐメールを送りました。

夫は定時で仕事を切り上げ、いつもよりも早く帰ってきました。帰ってきた夫に、何のために借金をしたのか問い詰めると、半年くらい前に会社の先輩に投資を勧められ、私に隠れて投資をしていたことを、ポツリポツリと気まずそうに話し始めたのです。

夫の話によると、初めはもうけが出ていたものの、投資を続けるうちに損失が出るようになってきたとのこと。もうけが出ていたときのうれしさと、使えるお金が増えた喜びが忘れられず、意地になって投資を続けてしまったそうです。

また、借金が増えるほどに「せめてマイナス分を取り返さなければ」という焦りも出てきて、やめられなかったようです。マイナスになってからはお小遣いだけでは足りず、投資をするためにお金を借りていたと言ってきました。

子どものための貯金で返済することに

こんな話をいきなりされて、私は激怒しました。

「なんで相談しなかったの?」

「バレなければこのまま続けていたの?」

「私は自分が欲しいものを我慢して節約していたのに、今まで何のために頑張ってきたのかわからないじゃない!」

夫をたくさん責めました。今までの自分の努力が、こんな形で夫に裏切られるなんて思ってもみませんでした。

そのときの私は、怒りと悲しみで涙が止まりませんでした。夫も涙を浮かべながら「すべて俺が悪い、本当にごめんなさい」と必死に謝っていました。謝られたところで夫に対する怒りが収まるわけもなく、「こんな夫ならいないほうがましだ」と何度も思ったのです。

しかし、冷静に考えると、5歳、4歳、2歳の子どもがいた私は、これから自分ひとりで3人を育てながら働き、子どもに不自由な思いをさせずに生活していく自信がありませんでした。私は離婚の決断ができなかったのです。離婚をしないとなれば、私たちは借金を早急に返済しなければいけません。

私は子どもたちの学費や、何かあったときのためにと思い、家の貯金とは別に子ども名義の口座にこつこつ貯金をしていました。150万円もの大金を返済するには、家の貯金だけでは賄えません。そこで、泣く泣く子どものための貯金からもお金を出し、全額返済することにしました。

今まで引き出したことのない口座から、夫の借金返済のために初めてお金を下ろすことになるなんて。その瞬間の胸が苦しくなるような、情けなく悲しい気持ちは、今でもはっきりと覚えています。「こんなことは二度としたくない」。心からそう思いました。そして、夫は私と「二度と借金をしない」「また同じことが起こったら即離婚する」という約束をしました。

まとめ

それから私は、毎日夫と一緒に財布と領収書を確認しながら、お小遣い帳をつけるようになりました。新しい持ち物が増えていないか、夫の持ち物も細かくチェックしています。夫も面倒だと思っているでしょうが、文句を言わずに付き合っています。きっと、自分がしてしまったことの重さを自覚しているのでしょう。夫のお小遣いは2万円に減らし、減らした1万円は子どもの貯金に回しています。

子どものためのお金に手を出した罪悪感と、夫への不信感はまだ拭えていません。それでも、これから夫婦で向き合っていかなければならない出来事なのだと思っています。いつか振り返ったときに、笑い話とまではいかなくても、今ほど怒りを覚えずに思い出せる日がくればいいなと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:木原 みさ/30代女性・ライター。2児の母。たくさんの体験談をわかりやすく紹介することで世の中の女性の役に立ちたいと思っている。

マンガ:きびのあやとら

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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