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タバコが捨てられておりその場で怒鳴ってしまった私→別れを告げられて初めて気づいたこと

  • 2026.4.6
ハウコレ

当時の私は、1日に何本も吸うほどのヘビースモーカーでした。付き合い始めたころ、彼女から「タバコの煙がとても苦手」だと打ち明けられていました。

「彼女の前では控える」と約束したことも、ちゃんと覚えていました。それでも私は、その約束をいつの間にか軽く扱うようになっていたのです。

「そのうちね」と流し続けた日々

一緒にいる時間が増えるにつれ、私は部屋でも以前と変わらずタバコを吸うようになっていました。彼女が「外で吸ってほしい」「窓を開けてほしい」と何度かお願いしてきたことも、もちろん覚えています。

けれどそのたびに「わかった」「そのうちね」と軽く返し、実際には何も変えようとしませんでした。都合よく目を向けないようにしていたのだと、今は思います。

怒鳴ってしまった、あの瞬間

ある週末、外出から戻るとテーブルの上に置いていたタバコがすべてなくなっていました。彼女に聞くと、「ゴミ袋に入れた」と答えました。それを聞いた瞬間、私は反射的に「何してるんだ!」と怒ってしまったのです。

彼女は怒鳴られても取り乱さず、「何度お願いしても聞いてくれなかったから、もう限界だったの」とだけ言いました。私はそれでも「弁償しろ」と言い続けていました。自分が正しいと思っていたのです。あのとき、どれほど彼女を傷つけていたか、まったく気づいていませんでした。

別れを告げられて、初めて向き合えたこと

その日に彼女は別れを告げてきました。私は驚いて、何か言い返そうとしました。でも言葉が出てきませんでした。彼女の顔に怒りはなく、ただ穏やかな決意があるだけでした。

その表情を見たとき、ようやく気づいたのです。彼女はずっと、言葉にして伝えてくれていた。私はそれを、ずっと無視し続けていたのだと。大切な人の気持ちをここまで軽く扱っていたことが、じわじわと胸に沁みてきました。

そして...

それから数カ月後、私は禁煙を始めました。彼女を取り戻したかったからではありません。あのとき初めて、自分がいかに相手の気持ちに鈍感だったかを知ったから。

好きな人が「苦しい」と伝えてくれているのに、聞こえないふりをしていた。その事実としっかり向き合いたかったのです。誰かと一緒にいるということは、相手の感じていることを受け取ろうとすることでもある。遅すぎた気づきかもしれませんが、それでも前に進もうと思っています。

(20代男性・学生)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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