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絶望!激痛なのに子宮口はまだ3.5cm…「なんでもやります!」助産師さんの助言で向かった先は!?<隔離分娩室で出産>

  • 2026.4.7

約2年半の妊活・不妊治療を経て、待望の第1子を妊娠したkikiさん。しかし、当時はコロナ禍。出産予定日を過ぎ、ついに本格的な陣痛が始まるもまさかの発熱。産院に連絡すると即入院になりますが、kikiさんは隔離された分娩室に案内され、新型コロナによる発熱かどうか、PCR検査と抗原検査を受けることになります。
その結果、抗原検査は陰性だったものの、PCR検査の結果は翌朝にならないとわからず、隔離された孤独感と高熱に苛まれながら陣痛の痛みに悶えていたところ……?

子宮付近から感じる「ぶんっ」という衝撃とともにkikiさんは破水。すぐにナースコールを押しますが、駆けつけた助産師さんから見せられたのは緑色の羊水に染まったタオル……。

助産師さんは、おなかの赤ちゃんが羊水に胎便を排泄し、胎便によって濁った羊水で赤ちゃんが苦しんでいる可能性を伝えます。

不安を打ち消すほどに、陣痛はどんどんと強くなり…!?

※密閉性の高い医療用マスクは、本来は医療者サイドが感染予防のために使用することが多く、出産中の妊婦の装着には適さないことがあります

おなかの赤ちゃんのためにも「本気出す」——。

改めて気を引き締めたkikiさんは助産師さんの勧めからお手洗いに向かったものの何も出ず、むなしくなってしまうのでした。

痛くて痛くて仕方ないのに、子宮口の開きは3.5cm……。子宮口が完全に開いた状態のことを「全開大」と言い、子宮口が約10cmまで開くと全開大になりますが、それがまだ3.5cmとなると、くじけそうなkikiさんの気持ちも理解できますよね。

本格的な陣痛(分娩陣痛)が始まってから子宮口が全開大になるまでに要する時間は、個人差があることを前提に初産の場合は約10~12時間、経産婦の場合は約4~6時間。微弱陣痛などにより、30時間ほどかかるケースもあります。

そして、kikiさんも経験した「微弱陣痛」とは、陣痛自体の強さ、陣痛の間隔、陣痛の持続時間のうち、どれか1つ以上が弱くなっている状態のこと。母体疲労や羊水過多をはじめ原因はさまざまですが、精神的な緊張が微弱陣痛につながることも。

わが子という尊い存在を出産するのですから、誰もが緊張して当たり前……! けれど、出産をスムーズにするためにもリラックス。

例えば、「ヒッ・ヒッ・フー」という出産時の呼吸法について耳にしたことのある人も多いはず。これはお産の中盤あたりにおこなう呼吸法であり、お産の進み具合で呼吸のリズムは変わりますが、どの時期においても深くゆっくりとした呼吸が推奨される理由のひとつが緊張の緩和です。

医師や助産師さんのアドバイスも受けながら事前に呼吸法の練習をしておくと安心材料になり、過度な緊張を抑えられるのではないでしょうか。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修:関根直子(助産師)


監修者:助産師 関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。


著者:マンガ家・イラストレーター kiki

ベビーカレンダー編集部

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